ドイツスイス旅行 DAY6 フランスでパケ死

シャモニー滞在。スキーリゾート地で夏場でも多くの観光客。ロープウェイで簡単に3800mまで登れるという。お上りさんは高いところに行くことにする。持ってきたダウンジャケットを圧縮袋から取り出して膨らませる。ロープウェイは二人往復85ユーロ
標高差2300mを考えると安い。円強し。頂上は絶景。
残念ながらサンモリッツは雲に隠れて全貌を見ることはなかったが、絶壁にへばり付くように建つ観光施設や、目の前で行われるクライミング、尾根を伝う登山者や遙かか彼方の登山者、さらには観光ヘリやドクターヘリなど。2時間ほどの滞在で飽きることはなかった。

往復のロープウェイチケットを紛失して焦ったが、乗換駅で家内と番号の連続したチケットが保管されており、無事に下山できた。フライトモードだった携帯の電源を入れてたとたんにプリペイドの残額ゼロ表示。なんと1分100円相当のローミングパケ代だった。アンドロイドは位置情報をサーバーに提供して、適切な広告を表示すべく、頻繁に通信する。台風時で、関連するメールも多く、子供とスカイプするまもなく、パケ死。もっともその前にあれこれ連絡を取って、残額が5フランほどだった。え、パケ死って言わない?ま、全額なくなったてことで。
因みにスイス国内なら、一日パケ代定額400円。詳しく調べれば最適なプランがあるかもしれませんが(データ通信のみならもっと安いプランがある。)まあ、一日400円なら、OK。インターネットでのチャージができれば問題ないのですが、なぜかコレができない。。。

シャモニーからは高速を使いジュネーブ周りでスイスへ。ジュネーブでお買い物と携帯のチャージを5千円ほど。これで当分心配ネタが減った。
この時点で4時。ネット環境が使えなかったから宿泊先がまだ決まらない。あれこれ家内と考えたあげく、自転車の山岳コースの一つ、シャトーデー近辺の宿を確保。さらにローザンヌ湖を半周。これで一周したことになる。高速を降りて土砂降りの中、10%の坂を延々と車で登る。すれ違いはギリ。シャモニーから230キロ弱で無事に山中のホテル着。一軒家なので、食事もホテルで。3500円の仔牛のステーキは失敗。食い物の感性がないようだ。

 

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ドイツスイス旅行 DAY5 ツエルマットからシャモニーへ

コルナーグラートのホテル。夜中の3時に「満天の星」と家内に起こされる。まあ、どのみちこの時間帯で目が覚めるから、一緒か。
ホテルから外に出る。標高3100m。戻れなかったら、凍死かもと、外からドアが開くのを確かめて。もっとも、ホテル客のみならず事故や遭難など本当に起こりえる話だから、やはりカギはかからない。 しばし寝転がって満点の星を楽しむ。流れ星1つ。
部屋に戻り、薄暗いマッターホルンを見る。遅れているブログの更新も。 朝日が当たり出し、マッターホルンの北壁が輝き出す。頂上は雲に隠れて見えない。 これだけで、このホテルに泊まったモトはとれた。(ホテルに泊まるかキャンプしないと見れない。)

しばし、散策。目の前に氷河が迫り、すぐそこに野生の山羊が塩を舐めにきている。ようやくホテルにも日が当たり出し、世界が金色から青みがっかった日常の色に戻る。 マッターホルンの雲が晴れた。このまままったりすることもできるが、歩いて山を下ることにする。靴はトレランシューズ。カバンは一応リュックだが、キャスター付きのトラベル仕様。まあ、いけるとこまで行って、途中で電車に乗ればいい。 降りるに従って景色も変わっていく。これも感動。
MTBのダウンヒルが数人。全体的にMTBの登坂限界を超える急斜面。もっとも、ダブルトラックでダンプが登るから歩ける範囲ではある。 下りは足にくる。背中の荷物がきつい。パソコンや電源まで持ってきたことを後悔する。何度も電車に乗りたいと思うが家内の「下まで行こうよ」の言葉に励まされて、3:30で下りきった。途中、舗装道路に変わってからはキャスターを使って。筋肉痛が始まる。やばいなぁ。来週の自転車旅行大丈夫だろうか?
電車に乗り換え、車にもどる。今日はマルティニーかシャモニー辺りへ行こうと思っていたが、booking.comでシャモニーに安宿発見。ユーロが安い事もあるが、フランス系は半額ディスカントがある。アンドロイド携帯で使うこのソフト、実によくできていて、界隈のホテルのホテルの空き状況や値段を教えてくれる。 プール付きのスーペリアダブルを92ユーロでゲット。 高速を飛ばして200キロ移動。 駐車場がいっぱいだったが、運良くすぐ向かいに市営無料Pがあり、特に問題なし。 レストランの営業開始まで時間があり、ビールを飲むために市街地へ。そのままサボイ風のディナー。夫婦で1万円程は結構奮発したつもりだが、量ばかり多くて。なんか外した気分。地ビールは緑色で、いまいち。サウナもジャグジーも利用せず、そのまま爆睡。

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ドイツスイス旅行 DAY4 マッターホルン

朝食を済ませて荷物を車に積み込み、ツェルマットへ移動。通常であれば高速経由となるが、来週予定している自転車旅行の下見を兼ねて、下道で移動。bikemap.netで調べた限りではほぼ平坦のはずだったが、細かいアップダウンも多く、初日の150キロの移動が不安になってきた。サマータイムの兼ね合いもあり、夜は8時頃まで明るい。まあ、一日12時間くらいは走れる。何とかなるだろう。3日目のルートを逆方向から登る。グリムゼル峠は20キロ以上、標高差1000m以上あるが、斜度は低い。それでも最後はヘアピンの連続で、ダム湖の脇を登る。何台か自転車を見たが、 MTBが多い。ロードは少数派。

今まではダラダラの登りだったが下り側は、山の斜面をヘアピンで登る、めげそうな坂。すぐ向こうにフルカ峠が見える。ロードの集団がまったりしていたので、話しかけてみる。下から30分はかからない。遅い女の子でも45分くらい、とのこ と。
一端降りてまた登るのなら、山の斜面を移動すればいいのだが、間には氷河があり、その下は滝となって、谷のローヌ川につながる。横への移動はできない。グーグルマップでみるとこんな感じ

フルカ峠も来週自転車でも通る予定の道。様子を見に行く。一端グリムゼル峠を下って、今度はフルカ峠を登る。最初は山の斜面を一本道で登るがやがて左右に切り返すヘアピンが連続する道となる。今回は車なので数分。これ以外にも、ズステン峠、ゴッタルト峠と、この界隈は峠天国(地獄?)
フルカを登り切る手前にホテル(閉鎖されていた)があり、その向かいに氷河の観光施設。数百円で氷河の中まで入れる。青い不思議な世界。でもなんでこんな事が可能なんだろう?氷河は確か年に100mとかの単位で移動しているはず。毎年穴をほるのか?私有地?パンフレットはないと言われて詳細不明。
その後、谷に沿ってローヌ川沿いをVISPまで移動し、左折して今度は山間に登る。時々チラリとマッターホルンが見える。
Zermattは車が入れない街なので、一つ手前のTaeschで電車に乗り換え。巨大Pが駅に併設されている。
Zermattについてそのまますぐに山岳電車に乗り換え。本日の目的地ゴルナーグラートに到着。二人で3万円超の高額に属するホテルだが、想像していた、貧弱な山岳ホテルではなく、真新しいきれいなホテルだった。標高3100m。マッターホルンが目の前。

 

到着してビールを飲んだら、そのまま頭痛。心拍は100を超え、体調不良。食事もそこそこに、寝込む

 

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ドイツスイス旅行 DAY3 Charmeyまでライド

朝、持参した自転車のフィッティング。ハンドルの感じが違う。サドル?テープを貼ってある位置に戻したが。結局ハンドルの左右のセンターが出てなかった。
昨日行ったLac Noireもいい感じだったが、今日は友人家族一致してお勧めのCharmey。
英語で発音すれば、チャーミー。フランス語ではシャルメ、となる。
10時発。最初にちょっとした登りをこなしたら後は平坦基調が続く。ほぼ無風。
絵のような景色の中を夫婦でのんびりと走る。ただし牛の臭いが時々きつい。
登りになると自転車専用の黄色い線が現れるが、それ以外は普通に右側通行。
自転車優先は徹底していて、狭い部分では徐行して抜くか、大きくそれて抜いていく。
怖いと思ったことはなかった。もっとも郊外では車が100キロくらい出ているから、真横をすり抜けられたら、吸い込まれるかもしれない。ロータリーが多数あり、ツールドフランスの中継とは違って、車が入ってくるが、キープライトを維持していればOKだとわかった。


20キロ弱走って川に突き当たると、一気に登り。感覚的に7パーセントくらいで、最大12パーセント。3キロで140m稼ぐ。家内を気にしながらゆっくりと走っていると、ボンジュール!とおっさんに抜かれてしまった。平均出力170Wだから、かなりゆっくりだ。汗もほとんどかかない。快適そのもの。
1時間半ほどでCharmeyについて、そのまま折り返し。一気に下って、平坦道路。
ホテルに戻ってシャワーして友人の奥様も一緒に3人で遅めのランチ。ボリューム満点で、全部は無理。友人や病状や、精神状態など、だいぶ細かいことがわかった。

プリペイドの携帯電話にチャージできず、Fribourg市内に車で移動。お店の人にやってもらってもできない。とりあえず現金でチャージ。サポートに確認すると、スイス全土で不調らしい。KIOSKでもチャージできるとのことで、一安心。でもどうやって?
ついでに市内観光。旧市街を歩いて、大聖堂へ。棟の上に人が居る。我々も螺旋階段を登って屋上へ。368段。たぶん200W超の運動で、ちょうどいい感じ。ただし、くるくる回りすぎて、気持ち悪くなった。

ホテルに戻り荷物をまとめて簡単に食事を済ませてバタンキュー。

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ドイツスイス旅行 DAY2 スイス着

今回のスイス行きには理由があり、癌を再発した友人を見舞うためである。
着たら話そう、という事で病状など詳細は連絡してくれなかった。
当初の予定では9月から職場復帰を目指す予定だったのだが。

朝ホテルを出る際に、支払いは現金のみと言われる。今回はスイスが中心でユーロは自宅にあった30ユーロのみ。仕方なく、昨日ビザを食べたお店まで行って現金引き出して支払いをすませる。35ユーロの格安であったが。訳があるってことね。
イタリアンの店は9時からとのことで、朝食は断念。スイス国境で高速道路の有料カードを購入40フラン。これで1年間有効。普通レンタカーには張ってあることも多いが、今回の車は走行距離56キロの新車。私が張ることになった。スイスは最高速が100キロに制限されており、皆よく守る。まあ、それが普通だわね。
フリブールの街についてSWISSCOMのお店を探しSIMカードを購入。インターネット使用は一日4フラン、電話は使えば国内3フランの定額プリペイドカードである。
これで料金を気にせず(ドコモでは上限が1500円だが、2週間の滞在では痛い)インターネットが使える。

フリブール郊外のマリーにあるホテルアカシアで、友人家族と再会。
聞けば友人は今日から1年ぶりの化学療法。既に1年前に胃を全摘しさらに、「馬並み」の化学療法をしているから、状況は把握できた。お見舞いができるのは週末になりそうだ。因みに本人に隠し事はない。
奥様の弁によれば、人からエネルギーをとることなく、逆に皆を励まし心配している、ということらしい。唯一、気が変わりやすいようだ。
ランチを済ませ、持ってきた自転車の組み立て。
その後、ママと一緒にschwarz seeまでドライブと現地散策。

 

 

晩ご飯をご馳走になって、ビールにありついてダウン。

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