朝食を済ませて荷物を車に積み込み、ツェルマットへ移動。通常であれば高速経由となるが、来週予定している自転車旅行の下見を兼ねて、下道で移動。bikemap.netで調べた限りではほぼ平坦のはずだったが、細かいアップダウンも多く、初日の150キロの移動が不安になってきた。サマータイムの兼ね合いもあり、夜は8時頃まで明るい。まあ、一日12時間くらいは走れる。何とかなるだろう。3日目のルートを逆方向から登る。グリムゼル峠は20キロ以上、標高差1000m以上あるが、斜度は低い。それでも最後はヘアピンの連続で、ダム湖の脇を登る。何台か自転車を見たが、 MTBが多い。ロードは少数派。
今まではダラダラの登りだったが下り側は、山の斜面をヘアピンで登る、めげそうな坂。すぐ向こうにフルカ峠が見える。ロードの集団がまったりしていたので、話しかけてみる。下から30分はかからない。遅い女の子でも45分くらい、とのこ と。
一端降りてまた登るのなら、山の斜面を移動すればいいのだが、間には氷河があり、その下は滝となって、谷のローヌ川につながる。横への移動はできない。グーグルマップでみるとこんな感じ。
フルカ峠も来週自転車でも通る予定の道。様子を見に行く。一端グリムゼル峠を下って、今度はフルカ峠を登る。最初は山の斜面を一本道で登るがやがて左右に切り返すヘアピンが連続する道となる。今回は車なので数分。これ以外にも、ズステン峠、ゴッタルト峠と、この界隈は峠天国(地獄?)
フルカを登り切る手前にホテル(閉鎖されていた)があり、その向かいに氷河の観光施設。数百円で氷河の中まで入れる。青い不思議な世界。でもなんでこんな事が可能なんだろう?氷河は確か年に100mとかの単位で移動しているはず。毎年穴をほるのか?私有地?パンフレットはないと言われて詳細不明。
その後、谷に沿ってローヌ川沿いをVISPまで移動し、左折して今度は山間に登る。時々チラリとマッターホルンが見える。
Zermattは車が入れない街なので、一つ手前のTaeschで電車に乗り換え。巨大Pが駅に併設されている。
Zermattについてそのまますぐに山岳電車に乗り換え。本日の目的地ゴルナーグラートに到着。二人で3万円超の高額に属するホテルだが、想像していた、貧弱な山岳ホテルではなく、真新しいきれいなホテルだった。標高3100m。マッターホルンが目の前。
到着してビールを飲んだら、そのまま頭痛。心拍は100を超え、体調不良。食事もそこそこに、寝込む