スプフィルイベントで万水川を下る

今年はやる気満々だったカヤック。艇を更新し、パドルもWernerのダブルダイアモンドを思い切って購入したものの、どうも水になじめない。気田川はともかく、付知川や木曽川では怖さが先に来て、臆病になってしまう。名前にサンズイが二つも付いている割には、陸人間なのか?名前にサンズイが3つ付いている家内も同じくベルナーのカーボンパドルを買ったものの、まだ未使用という状況。
今回、所属するアウトドアクラブ「スプフィル」のイベントで万水川下りがあり、ここなら奥様もOKでしょう、ということで家内もさそってみた。私は最初の艇を購入した名古屋のお店のツアーで一度下って、概ね状況を理解しており、沈も無いでしょう、ということで、家内も参加決定。

前日の午後は雨予想だったため、カヤック2艇は前日の午前中にウィッシュに積み込み済み。 自宅から集合地点の豊科ICまでは2時間。9時過ぎの集合には余裕をもって出発した。
ほぼ定刻に全員集合。顔見知りのメンバーである。
早々に出発地点の運動公園に移動し、いつもの通り着替えて回送準備。なかぴーはなんと新幹線と在来線を乗り継いで来たという。スゲー根性。見習わなくては。
既にドライが2名。セミドライ1名。我々はウェットで。まあ濡れることも無いだろうと耳栓、鼻栓は携帯するのみ。

車を回送している間に女性陣三人でカヤックを川縁まで移動してくれた。ありがとう女子チーム。自転車と違い、何時何分スタート、何分でどこどこ通過、という感覚はカヤックには無い。皆の準備が整い次第スタート。
台風の名残か、ビニールがあちこちに引っかかり、ちょっとくさい感じ。ただ、川も気持ち濁っているような。それでも、曇空はだんだん明るくなり、堤防の木立がいい感じだ。ほとんど漕ぐこともなく、水深30センチ程度、何とかパドルが隠れる程度の浅い川を下っていく。
大王わさび農園はNHKの朝ドラにも登場する場所で、多くの観光客で賑わっている。
黒沢監督の映画用に作られた水車があるところだ。
ただ、そこに行くには、万水川との合流地点から100m程、緩やかな湧き水の川を漕ぎ上がらなければならない。
家内は大丈夫かと心配になったが、トッシーがロープで牽引して引き上げてくれた。
観光客がゴムボートで川を登っていく。ツアーガイドのお兄さん、皆にかけ声を掛けながら、自分はパドルで水底刺して登っていく。

全員上陸して、お昼。わさび農園の入り口で観光客の熱い視線を浴びながら、コロッケやらハンバーガやら。もちろん、わさび味。持参したカップ麺も食べてお腹いっぱい。
最乗艇、川下りを続ける。スポット遊びもなく、犀川と合流。大きな混乱はなく、沈もなし。犀川はそれでもかなりのボイルがあり、時々艇が不安定になった。まあ、この程度なら、バランス感覚に優れる家内が沈することも無いだろう。水が濁っていて、ロールする気にもならず。そのまま前川で上がる。ほぼ全員がスラロームの練習。我々は戦線離脱し、撤収準備。お泊まりもなく、そのまま帰宅。参加の皆様、サポートありがとうございました。

帰宅してカヤックを床下収納に入れるはずが、ゲートの前に大きな薪の山。本日さらに軽トラ2台分の薪が届いていた。これをどけないと、カヤックが入らない?なんとか薪の山をならしてその上を越えて、自宅の床下(1mの高さがある)に収納完了。
まだ薪が来るのかなあ。とりあえず明日は薪割だ~。

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