ドイツ出張6日目:展示会最終日

CIMG0709土曜日の高速はガラガラ。事前に予測して出発も30分以上遅く出た。同僚もVOLVOで飛ばせるだけ飛ばしているようだ。200km程度まで。ドイツの高速は日本の高速のようになめらかな舗装ではなく、でこぼこしている。写真がぶれてとれないくらい。もっとも、日の出が9時頃だから、8時だとまだ暗い。高速ルートA5は、途中でフランクフルト空港に降りる飛行機と平行する区間がある。追い越した飛行機がやがて、林に消えていく。時速200キロでもさすがに飛行機と比べると遅い。そでも、2車線むこうの車がウィンカーを出すと、こちらに入ってきそうな気がして怖い。視界がせまくなっているのだろう。

土曜日の展示会は、ろくな事がない。それでも、今日はいいことがあった。新しい友達ができたのだ。オーストラリアからの共同出展者は世界ツアーの途中。3つになるザラちゃんも一緒。朝のうち一緒に遊んでくれたと思ったら、チョコをくれたり、自分の飲んでいたペットボトルの炭酸ジュースをテイスティといって交互に飲んだり(20回くらい続いただろうか。こちらは飲むふりなので、間接キッスはなし)。そのうち手をつないで、膝に乗ってきて、もう気分はすっかりおじいちゃんと初孫。(どうみても、あやしいおじさんがかわいい女の子を誘拐しようとしているようにしか見えないので写真の公開はやめておきます。)
暇なので、あちこち回ってみて歩いた。話をしていると、日本以外は、みな元気である。原料価格が高くなることも、条件は一緒とあまり気にする様子もない。いわゆる閉塞感が感じられない。生産国となっている東欧や中国も世界経済の回復にともない、大きく回復しているようだ。なぜ、日本だけが置いて行かれるのか少子化?円高?なぜ円高?

展示会は5時までだが、3時を過ぎると、これいくらで売る?というお客さんが増える。皆さん大旨同じような出で立ちで、宗教が違うようだ。4時過ぎには撤収を初めて、4時半には完了。ハグと握手の嵐。とくに今日お友達になったザラちゃんは明日も遊ぼうねと誘ってくれた。来年も来るとすれば、4歳。覚えていてくれるかなぁ。まだいい子だろうか?
今回は腰を心配して、マッサージ用にcompexを持参したが、全く大丈夫だった。雪を恐れて、goroで作ったhvy dutyな靴を履いていたが、登山靴のようなこの靴が良かったのか?

mainflood晩ご飯は同僚+元同僚とフランクフルトの旧市街へ。週初めにマイン川では、川がかすかに道路にあふれて、残り30センチで市街地という状況だったが、1週間ほどで、道路は完全に水没。土嚢を積み上げて浸水を防いでいる状況となった。消防車、発電車が動員されており、照明の向こうに、流れの速くなった濁流が見える。写真は川下方向を撮ったもの。ISO3200でシャッター速度は1/8秒。肘をついてセルフタイマーはなし。暗い部分のディテールが残っている。手前の白もつぶれていない。HDRの技術はすごい。(少しレタッチ)

3人でイタリアンを食べて、一人5K円ほど。運転があるので、お酒は抜き。かなりの金額だが、最後のエスプレッソは絶品だった。話題がコーヒーになると、話が延々と続く。。。眠くなって、こっくりすると、「おい、もう一杯エスプレッソ行くか?」 ちなみに同僚宅のコーヒーは業務用のなんとかかんとかで、30万円ほどらしい。本人は普通だ、と言い切る。2時間以上かけた晩ご飯が終わり、同僚の運転でホテルにつく頃には、眠たくてしかたなかった。

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