予想通り、夜中の3時に目が覚めた。もう慣れっこなので、そのままblogを書いて、予定を確認。あらら。大切なことを忘れていた。
今日月曜日は、日本では祝日。本来は月曜日の出発で間に合うのだが、休みだからと、一日早い飛行機を押さえた。スキーをしようか、芸術にいそしむか、あるいは散歩してもいい。レンタカーはどうしよう。安い車にするか、ポルシェに乗ってもいい。日本と違い、一日300ユーロほどだからそれはそれで楽しいだろう。円高で夢はふくらむが、とりあえず、そのまま支払いに進み、日程は固定。年末休みに入り、お葬式が二つあって、予約の事など完全に忘れていた。ホテルが確保できていたのが吉。
こうして、空白の一日ができた。有効なドイツの免許証は持ってるし、ハーツのゴールド会員様なので、何とかなるだろう。
始業時刻を待って、電話。ここで問題発生。携帯電話の料金を節約するために、現地の電話会社の契約を持っている。今でこそネット接続は海外パケホ適用で1500円/日だが、それでも、バカにならない。いわゆるSIMフリーの携帯に現地カードをさして従来通り、1ギガ10ユーロのプランを使う。年間のチャージはないが、1年使わないと、キャンセルとなる。。
その電話が通じない。全然聞こえてないような。。。自分の携帯に電話。あれれ。何も聞こえない。マイクのミュートってあったっけ。昨日20ユーロチャージしたのに。。。androidに替えろっていうことか???
ホテルの固定回線で連絡。今度は通じた。恐ろしく強い訛りで、本日は全ての車が出払ってます。全然車はありません。と。ガールニックスなんて久久に聞いた。とりあえず、ホテルのフロントにサポートを頼む。こじんまりとしたホテルだが、四つ星の強み。あっという間に、3.5時間で行ける大きなスキー場と大きなレンターカー会社を調べてくれた。レンタカー会社に電話すると、今日の貸し出しは可能だが、12時からだ、という。オイオイ。 スキーを諦め、フランクフルトの市内観光に予定を変更。電車の中で、blackberryを使ってあれこれ調べる。南駅で降りて、歩いて旧市街へ。途中マイン川を越える。飛行機の中から洪水をみたが、フランクフルトでもやはり洪水。堤防がない部分で、ほぼ地面スレスレ。おお、ヤバイじゃん。こうなると好奇心。あとどの位だろう。水は増えているのか減っているのか。消防車も警察も見えないから、入れるのだろうか??
近くに行ってみると、なんと道路は封鎖されていない。道路の端がを超えて水が進入している。
「自転車のある風景」を一枚パチリ。道路の真ん中が10センチ程盛り上がっていて、後10センチ水位が上がると、建物が浸水する。中心部の冠水まで、50センチも無いだろう。なのに土嚢の準備もないし何よりも、浸水した川沿いの道路が通行止めになっていない。(水没した箇所は通行止め)
川の流れは日本と比べればとても緩いが、それでもこの洪水だ。もしも流されたら、ただ事ではすまない。なんで規制しないんだろう。。。オウンリスクってことだろうか。
興味は尽きないが、とりあえず川を離れて、ゲーテの家を見学。沢山の椅子とタンスを見た。なるほどね。。。触ってもいいどころか、座ってもいいようだ。座面の生地も完全にレストアされているところを見ると、まだ当時の技術が伝承されているのだろう。今回の出張には、ごろーで作った登山靴のように重い靴で来た。雪を心配したのだが。この靴での散歩は結構疲れた。30分ほど旧市街で休憩し、遅めのお昼も室内マーケットで、立ったまま軽く済ませた。というか、あまりにおいしそうな骨付きソーセージ?を売っていたので、チンしてもらったのだ。予想を遙かに超えておいしかった。rind fleisch mit knochen 骨付き牛肉とあったように思う。この市場、体育館の中みたいなところにあり、作りは市場そのもの。野菜や肉やさんは判るが、想像以上に豆屋さんが多かった。やっぱでかいゲルマンの体を維持するにはタンパク質の大量摂取が必要?ちなみに、お米も売って他ので穀物やさんっていうところか。何枚か、HDRアートしたが、色彩が強すぎて、どうもいい結果にならない。雰囲気の判る一枚のみ掲載。
それ以外は歩き続けた。最後に南駅まで歩いて、5時にホテル着。そのままプールで合計2時間泳いで、サウナ1時間。12.5mのプールかな。沈みそうなくらい緩い平泳ぎ。10分で7往復だった。9時から晩飯。ビールとソーセージで軽くすませる。ここのソーセージは外れ。これで、明日は6時起きかな。