正月明け+出張前で慌ただしく、更新が遅れがちですが。我が家から見た、5日の朝焼け。新しく購入したカシオのHDR対応高速カメラ EX-ZR10で撮影。
美しい朝焼けだった。恵那山の山頂の陰が、雲に伸びている。この様子からすると、雲は恵那山よりこっち側で、長野県側ははれているのか?
28ミリ相当の広角で撮影。
このカメラには、HDRアートなるモードが搭載されている。
HDRはハイダイナミックレンジの略で、早い話が、瞬時に露出を変えて何枚か撮影し、合成するというもの。
iphone4搭載で一気に有名になった。一眼レフなどで可能だが、実験の結果、三脚が必要にる。
カシオでは高速連射(秒40枚)で三脚を使わずにとれるのがミソ。
普通にHDRした写真がコレ。ズームしました。スミマセン。
雰囲気は判ると思います。通常ではつぶれた山がつぶれずに、恵那山の雪がはっきりと見えます。で、なおかつ、雲のグラデュエーションもより豊かに再現されている。
特に横に一筋伸びる白い雲がグラデーション豊かに撮影できているのは、驚き。普通の写真ではここまで広い範囲に露出が合うことはない。
ヒストグラムを見ると、ピークが3つあり、3枚の露出を合成していることがよく判る。
3枚を重ねているが、露出情報は統合され、EXIFは1つだけである。
でHDRアートモードで撮影したものが、次の写真。多少時刻の動きはあるが(といっても3分違い)、不思議な雰囲気の写真にできあがった。
人それぞれ好みは違うと思うが、私はHDRアートが気に入った。この写真が肉眼で見た目の感動一番近いと思う。音楽のグライコと同じで使いすぎると、そのうち、飽きが来るかもしれないが、のぺーっとしてない感覚は新鮮だ。
何枚か撮影したが、それぞれ、異なる結果に。山が青くなるものが多かった。
まあ、ゆるゆると撮影も続けていこうと思う。