手賀野登山道

根ノ上高原に登る登山道としては、工業団地からのスーパー源根があったが、最近「手賀野ルート」が整備されこちらがメインになりつつある。私達が使っているKWルートは全くという程知られていない。

今日はGWの谷間だが、お休みをもらったので、家内を誘って手賀野ルートを試してみることにした。このルートは整備される以前にあかまんまロッジのAKOさんの依頼で事前調査したことがある。そのときは、倒木だらけ、大きな石がごろごろして、とても乗車できそうには無かったので、本日はRUNを選択。
P1050860手賀野ルート中腹にある愛林広場に車をデポ。広場の隅に止めさせてもらう。標高610m。入り口は写真の一番左。
11:25スタート。根ノ上高原登山口という立派な看板が立っていた。車が入らないようにチェーンが垂れている。最初はジープ道。NTTの電話回線が通っているので、その保守道路を兼ねているようだ。

直ぐに「大隈川」の看板。ただし、どれが大隈川か解らない。看板の右の小川?それとも、愛林広場につながるこの主流?わからないまま、水の流れる沢にそって未舗装ジープ道を谷に沿って上る。基本的にはマッドだが、草やこけが生えて、ぬかるんでいる箇所は少ない。さらにワラビやシダ(同じか?)などが道ばたに大量に生えている。いつも行く尾根ルートとは異なり、沢道ならではの風景だ。

P1050875

 P10508721kmも進まないうちに道はシングルトラックとなり、斜度もきつくなる。と同時にシダの群生地に入る。足の踏み場もないほど大量のシダが生えている。トレイルを踏み外さないように注意して進む。緑がまぶしい。いつもは、北側の斜面を登っているから、太陽が差し込むことは少ないが、午前中の東側斜面は日差しが強い。さらに、夏を思わせるような気温。木陰を選んで進む。

 

 

 

P1050910「苔むす」とは、まさにこのことだろうと言う程、一面のコケ。木漏れ日の緑と相まって、目が痛いほどの緑色だ。不思議と心が落ち着く。

ピークは、940mあたり。スタート地点が600mを超えているので、あっという間である。観音様が2つ。由緒正しき道である。根ノ上の周回舗装道まで2.5キロ、写真を撮りながら、丁度1時間。根ノ上に出たところで、植物案内の集団約20名と遭遇。全員60代(かな)。皆さん、時間がたっぷりある方だ。

先日、あかまんまロッジのAKOさんと、本物を求めるか間口を広げるかという話をしていた。これは自転車にも通じるが、コアなユーザは自転車に乗る時間も長い。それ以上に、やめない。続ける力を持っている。一方で、裾野をひろげることも、大切だ。そんな中から、コアな自転車フリークが出てくるかもしれない。新しい血を求め続けないと、いつかはひからびる。私の所属するTeam-DADDYでも裾野が広がることで、初心者も増えたが、コアなライダーも増えてて来たように思う。山を高く築くなら、裾野を広く。 あかまんまで水をもらい、速攻で下る。
ほぼ初めてのルートで、遠慮がちにではあったが、25分ほどでデポまで。その後車で荷物を山荘予定地にあげて、子供が早下校なので、急いで帰宅。

 

 

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