SDA王滝MTB100km

SDA王滝MTB100kmに参加し、7:35で完走した。
順位は不明だが、400位〜600位だと思っている。当然ながら不満足な結果に終わった。来年に向けての課題として、有酸素運動領域での出力向上がテーマ。長時間ライドを増やさねばならない。従って時間の確保が問題だ。
今回は崖崩れの影響でコースが2カ所変更となった。最初と最後。といっても、山中では市内のようにちょっと迂回という訳にはいかない。特に最初の部分は、激しくコース変更。滝越地区まで先導車でパレード。その後、王滝川沿いに登って本コースに合流、いきなりアスファルト&コンクリの急坂となる。最初の1時間の登りが無くなって、楽といえば楽だが、条件は一緒。最後の部分は、2回の峠が無くなり、大きく1500mまで1回のみとなった。


3:15起床。ヒロポンとルームメート。4:15,早めにCW−X指定の宿、ダイヤモンドダストを後にするが、松原公園の駐車場はすでに一杯。公園内の路肩に止める。
暗くて何も見えない道路を走って、自転車を並べに。がーん、すでに200台以上並べてある。焦ったが、よく見ると結構隙間があり、150番目までジャンプアップ。その後も、何らかの理由で移動したバイクの後に、上手に差し込んで、100番手あたりのスタート。
再度車にもどり、キャメルバック、靴そのた装備を調える。予報によれば雨は降らないらしいから、軽装。ただし、ベストを持ち、アームウォーマを装着。標高が高いので、スポーツウールのジャージーを着る。ウールのジャージは寒さや雨といった悪天候にはめっぽう強い。
今回は5時のコースオープンだがバイク移動は無し。このままスタートのようだ。
100kmと120km併せて900人。横5列、300m以上にわたって自転車が並んでいる。
7時スタート。舗装道のパレード。端から上がって少しずつ前へ出る。心拍は175拍まで。まあ、ついていけない範囲ではない。6km、滝越でUターンするように斜面に上がる。先導車がはずれ一気にペースが上がる、と思いきや、15%の急坂ではそうも行かない。全体のペースは落ちる。集団後方では足をついたのではないか。無理をせず、170拍を維持。順位をどんどん下げていく。
「どうぞお先に。後で抜き返すからね」と体力温存。
本コースに合流。やはりがんがん抜かれる。と、あちこちで「いて〜」の声。蜂に刺されたようだ。私の周りだけでも数人。キャメルバックには、ポイズンリムーバが入っているが、ここで止まるのは危険だ。それに今の自分には他人の役に立てる程の余裕はない。
ちなみに医療用としては、骨折やねんざ用のテーピングテープ(ガムテープも可)、バンドエイド。頭痛薬2錠がサドルバックに入っている。
ふと気がつくと、中津川軍団の○山氏がいる。○山氏と一緒に、淡々と走る。165拍程度。私にとってはまだ口を閉じている領域。
標高1550mのCP1を通過。今回もキャメルバックなので、ノンストップ。
一気に下り、三浦湖周辺の平地。雨が本格的に降り出す。あれま、話が違うぞ。○山氏を抜くが、その後の登りでいきなりスローダウン。心拍が上がらない。「え、ウソう。体力温存したのに???」
が、踏めない事実は変わらない。まだ、スタートから2時間たっていない。今まで以上のペースで抜かれる。ここで踏み込むために体力を温存したのに。。。心拍150。ケイデンスをあげてみる。坂が緩くなれば回せるが、通常の10%程度の坂ではケイデンスも60程度。雨は激しさをまして、ずぶぬれに。本来なら勝負どころ。
あきらめて、抜かれ続ける。ただ、自転車を降りて押すほどの疲労感は無い。
1450m迄のぼっていったん下り、いったん1300mまで下って、また1600m迄。幸いなことに、下りになれば踏めるのでがんがん攻める。雨なので、マージンを取るが、そのうちに、雨でもさほどグリップが変わらないことに気がつく。ここまで300人くらいに抜かれたが、50人位を抜き返す。(たぶん)
CP2を過ぎた登りでGPSが止まるいるのを発見。LAPを押しても動かないどころか、電源も切れない。が心拍だけは拾う。もう、それで十分と割り切っていると、恵那の高校生、N神君が後ろから追いついてくる。寒くて冷たいと言う。リュックカバーを取って、腹をカバーするようにとアドバイス。ジェルを補給しようと、通称「弁当箱」というハンドル手元の小型バックをみると、ジェルが無い。下りでベルクロで止まっているふたをはずして、飛んでいったようだ。まあ、ボトルには2倍のシシデがあるし、何とかなるだろう。右膝に痛みを覚える。左の引き足を意識して、登り続ける。
CP2後の登りを終われば後はほとんど平坦と下り。平坦部分では、雨に濡れた路面の抵抗が重く、抜かれるが下りではがんがん抜ける。周りにはハードテイルやフルリジッドも多い。一人、フルリジッド(サス無し)で、シングルギアのお兄さんを見つけた。
時折、強い風がふき、冷えを感じる。服は完全にどろんこ。
だらだらと登って、CP3。水は無いが、暑くないので十分
CP3を過ぎてしまえば、登りは後100m。砂利道が走りにくい。少し回復したのか、ケイデンスがあがり、80回くらいは踏んでいる。周りも遅くなって、時々パンクなどで遅れた人がびゅーんと抜いていく以外は、抜かれなくなった。
最後の下り。アドベンチャーレースで家内と下っているときに、Mr王滝とクマちゃんのコンビにズドーンと抜かれた坂。
がんがん下るはずが、中途半端に速い人がいて、なかなか抜けない。最高速は同じだが、加速が圧倒的に遅い。で抜きかかると、踏み込む。何とか追い越して、最後の平坦。舗装道。アウターでそのままがんばる。ダンシング。フルリジッドのシングルギアのお兄さんがいた。一声お祝いの言葉をかけて、通り過ぎる。
無事にゴール。タイム7:35。
距離が10%程短くなっているので、逆算すると、前回とタイム的には変わらない。
しかし、前回は背中が攣って自転車に乗れず、ずいぶんと押した。精神的にも参った。今回は、押すこと無くゴールで来たのは良いが、雨に濡れ、抜かされ続けて、とても疲れた。ゴール後、しばらくすると歩くことが苦痛なほど、右膝が痛くなった。最後までよく頑張ってくれた。
前回の白馬CROSSでパートナーだった、ヒロポンは総合10位、年代別4位。立派な成績。来年に向けて、楽しみが増えた。Mr王滝は4位。詳しく話さなかったので詳細不明。
Mr王滝の一言「練習不足」本当に、その一言でした。補足で、「ちゃんと正しく練習すれば6時間を切れます。正しく練習しましょう」とのアドバイス。
来年が楽しみだ。
娘の迎えに100kmの表彰式をまたず帰宅。チップを返し忘れたことに気がついて、戻る。15分損失。で結局娘の迎えに間に合わず。友達の母に送ってもう。杖をついてスーパーへ食料の買い出し。なんとキコリータに出会う。カッコ悪いところを見られたが、仕方ない。
ヒロポンの入賞を報告しておく。
帰宅後、疲れて爆睡。

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