鈴鹿4H耐久レース-チーム恵那山麓

家族4人で、Powertag主催の鈴鹿耐久4時間レースに出場した。
4人で、交代に4時間だから、一人1時間の持ち分だが、子供たちは、それほど走れない。
結局12周で、1:50を引き受けた。自分の順番で、2時間のゴールにさしかかり、30分ほど交代レーンがクローズされた。
その結果、死ぬような思いをすることになった。
スタートは、かなり後方から。ウォームアップのため、試走して、ゴールしてから、ゼッケンの取り付けをしている間にすごく後ろになってしまった。
周りをみると、アウタートップに入れている想定体重80キロのおしゃべりおじさんや、立ちゴケするお兄さんなど。明らかに人種が違う。
安全にスタートしたら、直ぐに外側にでて、ガンガン行くしかない。
で。スタートと同時にガンガン攻めたが、裏のストレートについた頃には、先頭は遙か彼方。お友達になれそうな雰囲気のロード乗りを探して、一緒にまわす。
最初の3週回は、9:30位、平均時速35キロ前後で家内にバトンタッチ。
家内が2周、子供達が各1周で、1時間後の1:30に出番。
2周目までは1回目と同様の展開。同じようなスピードの人は、同じようなタイム差で走っているので、なかなか出会わない。合うのは、恐ろしく遅い人たちばかり。
積極的に先頭を引いて、ペースを作るが、いつの間にか、みんないなくなる。
とくに、ヘアピンカーブを抜けて、トンネルをくぐり、ディグナーを抜けて後ろを振り返ると、誰もいない。。。
3周目、スプーンを抜けたところで、先導バイクに抜かれた。振り返ると、集団。スキルシ○ノが5人。後、10人ほど。ママチャリも一人。
その前にコソゥーと入った。これで超楽チン、一人チギれ、二人ちぎれて、いつの間にかシマノ軍団の間に。結構一杯一杯だが、ついていけないペースではない。裏のストレートでスキルシ○ノの選手が、するすると出てきて並ぶ。「結構強引やねー^」と声を掛けると、「さっきから、ふらついています。前がふらついても、真っ直ぐ。とアドバイスを受ける。それですぅーっと下がった。
ふらついたのには訳があて、先頭のスピードが一定しないので、ブレーキを引くか、風を受けて減速するかで左右に振れていたのだ。ハスルのはイヤダ。
以降、前の様子をうかがいながら、早めの加速減速を心がける。先頭は一度も引かず。
このラップ8:35と鈴鹿の自身最高記録を更新。平均心拍は184拍。レース時としては普通の心拍だが、休めるところは休めるので、楽チン。
本来なら、ピットインだが、こんな楽な展開で交代することはないと、4周目突入。裏のデグナー手前のトンネルを時速56キロで抜ける。向かいかぜの中、めちゃくちゃ早い。第一コーナに向け60キロで下る。っそして5周目でピットに入るべく、死にものぐるいでついて行く。そして、ゴール手前で集団から離脱。
ところが、2時間耐久のゴールを前にピットは閉鎖。もっと早く言ってくれ~。
集団は遙か前方。一緒に走っていてもギリギリなので、もう、追いつくことはできない。仕方なく、単独走行。
この後、2週回して、ピットオープンまで後1分コールが掛かるが、さすがに1分も待つのはイヤダ。でさらに1周回を強いられる。仲間を作り、積極的に先頭を引きながら、結局連続7周回を強いられた。
最後の7周回目はラップタイムが11:50まで下がった。平均時速30キロ。それでも、周りをぐんぐん抜いていく。チームメイトのマック氏にシケインを越えて追いついた。最後、アシストしようと35キロで前を引いたが、途中でいなくなり、別な人と走り出したので、また一人旅に。抜いていく人はいない。
ようやく、ピットインロードがオープンして、子供と交代。自転車を降りるとき、足が攣りそうだった。
子供達に、緊張感は無く、リストバンドを受けてから、戻ってきて手袋を忘れたと、平気な顔をして手袋をピットに取りに行く。家内もトレーニングにでて戻ってこない。
子供はもう走らないとけんかをはじめ、時間だけが過ぎていく。
行き場を失ったリストバンドがむなしく止まっている。俺ががんばったあの1秒は、何なんだとアドレナリンが出まくって、なにも準備のないまま、怒鳴りまくって、靴を履き替え、ヘルメットをはめて出発。ボトルも空。心拍ベルトもない。が、怒りにまかせて踏みまくる。10:50。もう、子供と自転車でレースには出ない。
最後、3男が、やっぱり走ると走り出したのが、せめてもの救い。
インターネットでリザルトが発表され、4時間オープンで91位。平均時速27.82km。満員で応募できなかった、ファミリー耐久4時間で記録を比較すると、この記録は9位に相当する。うーん、やっぱり来年は、ファミリー必勝モードでがんばる?
63km、1:50,平均時速34.6km、最高速61.3km、消費カロリー2167kcal、平均心拍177拍、最大191拍。


公式サイトからのリンクで、公式ラップを入手した。500円。去年までは現地でプリントだったけど。インターネットで買えるのね。
で、結果。ゼッケン281チーム恵那山麓。
驚く無かれ、10周回、11周回のラップタイムは、4時間ロード、オープン参加を含み1位。
いわゆる、ファーステストラップ、ですね。
それまでも、4位、9位と立派である。その後のラップが11分台まで下がっても、43位。みんな、遅かったのねえ。ああ、下を見たら、きりがない。
ラップタイム(順位)
0:09:36.056( 40)
0:09:58.234( 27)
0:10:03.008( 37)
0:14:02.413( 139)
0:16:28.180( 155)
0:11:01.916( 40)
0:12:31.838( 106)
0:09:38.652( 4)
0:09:35.829( 9)
0:08:36.626( 1)
0:09:06.381( 1)
0:10:36.292( 20)
0:11:05.740( 28)
0:11:50.135( 43)
0:14:42.840( 126)
0:20:42.398( 153)
0:18:35.502( 147)
0:12:05.376( 54)
0:12:47.934( 82)
0:17:56.298( 96)

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鈴鹿4H耐久レース-チーム恵那山麓 への2件のフィードバック

  1. 胸骨骨折仲間 のコメント:

    行き場を失ったリストバンドですかぁ~今日のブログ最高っ!鈴鹿を走ったことのある人ならみんな「うんうん」って感じ!

  2. ukky のコメント:

    胸骨骨折中間さん、こんにちは。
    鈴鹿の結果はどうでした?
    子供に対する教育を間違えたのかなぁ。
    それとも、見て育った親の背中に問題が????
    かのランスアームストロング氏もおっしゃっています。
    every second counts.
    この一秒が大切なのです。
    一秒を笑うものは、一秒に泣く。
    最近の若い子たちは、死にものぐるいってのがナイからね。どうですか?実感あります?
    ある意味、私たちの世代は幸せなのかも。

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