ドイツ出張6日目:ハノーバにて

昨日の夕食の前に寝込んでしまい、インド人同僚に室内電話で起こされたが、今日はインド人同僚が寝坊。8:00開始の朝食が9:00にずれ込む。同僚が来るまで4人掛けのテーブルに1人となってしまい、何となく周りの視線が冷たいのを感じる。

P1050203それにしても、凄い雪だ。会場は道路を隔てて、目の前なのだが、徒歩で向かうのは難しそう。除雪もしてない。駅からのスカイウォークは閉鎖され、シャトルバスの運行。駅まで戻るのは雪道を500m歩かねばならない。結局タクシーとなってしまう。

今回の出張は、オランダ人同僚が入院治療のため、その分をカバーするために、ハノーバの滞在が増えた。フランクフルトのハイムテキスタイルが洗練された雰囲気があるのに比べ、ハノーバのドモテックスはカーペットの展示会であり、中東やインド、中国の人たちが幅をきかせている。よく言えば、威勢がいいし、私の中ではちょっとウルサイという感じ。パートナーの企業はインドとヨーロッパが中心で、インドは同僚に任せ、ヨーロッパは私の役回り。同僚の事を心配してくれる人、サービスの低下を嘆く人など、対応も様々。インドの中でも重要な企業は座り込んで一緒に話をする。同僚は今月から、インドの責任者(普通に言えば支社長)となり、ちょっと肩に力が入っているかんじ。前任者があまりにも偉大で、ちょっと苦労しそうである。昼過ぎに帰国する同僚につきあい、一端ホテルへ。タクシーの運転手が3時間も待ったんだ、それが何で目と鼻の先なんだ(初乗りがたぶん、3ユーロで、ホテルまでは5ユーロ、中央駅までなら、20ユーロ程)このXXXやろう、とつぶやいている。イランから来て25年間、こんな痛い日はないと、ドイツ語でつぶやいている。ドイツ語がわからないと思っているのか、あるいはそんな事関係なしにつぶやいているのか。でもホテルで5分まって、駅前行くが、OKか?と英語できいたら、急に機嫌が良くなった。
追加の資料をとりに部屋にもどり、同僚に戻ってもらっても良かったが、タクシーの運転手にエネルギーを吸い取られそうで、もう一台手配し、ここで同僚と別れた。会場に戻り、訪問すべき企業を訪問し、挨拶をすませ、5時過ぎには会場をでて、シャトルバスで駅へ。ショッピングセンター内を抜けられないかと、探しててみたが、ダメだった。お土産のチョコは沢山あったが、酵母をさがしていて、それは見つからなかった。
除雪してない道を3千円分のチョコをもって、サラリーマン靴で歩く。ゴア張りだから、濡れてはしないが、良く滑る。ホテルまでの10分。遠かったー。ホテル側からのアプローチで、ショッピングセンターが全部で3つあり、やはり通路が存在することが判った。コレを通れば、駅との間、50m程の屋外以外は全て屋内。ただし、土曜日から月曜日とある。明日の帰国は駅まで歩いて行こうと思ったのだが、日曜日なので、閉鎖。雪の中をスーツケースを転がしていくのはイヤだし、困ったなぁ。今回の出張では全く運動出来なかった。日本でも今日からは晴れたモノの、積雪が続いていたようだ。日本との電話連絡は、ホテルの無線LAN経由でスカイプの有料サービスを使うことが多い。ここのホテルはLANがロビーにしかないので(かなり信じられない)ドイツの携帯で電話した。データ回線がずいぶん細くなった感じだが、音声通信は普通だった。当たり前か。(海外のキャリアが使えるのはSIMフリーの携帯だけです。普通の日本の携帯では使えません、念のため)

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