MR4輪行:開田高原

大学時代の写真部の友人とは今でもそれなりに繋がっていて、今までも一緒に写真展を開催したり、同好の士とサイクリングに行ったりと、様々な活動をしてきた。
Facebookが普及し、この流れはいっそう強くなった。

で、今回は開田高原へサイクリング。である。名古屋方面から電車で4人。自転車が趣味といっても、実はいくつかの分野がある。
競輪、ロードレース、MTB、シクロクロスやBMXなど、ちょっとずつ自転車の形や機能もちがう。
日本一周や、世界一周など、荷物だらけの自転車で「旅行」するパターンもあるが、今回は「輪行」と呼ばれるパターン。自転車のタイヤを外すと意外と小さくなるので、それを専用の袋に入れて、巨大な荷物にして電車で移動し、現地で再度組み立てる。なれれば、5分程度でも可能だ。

当然折りたたみ自転車ならさらに便利だ。私も自転車通勤で毎日のようにMR4というGiant社の折りたたみ自転車を利用していたが、ここ2年程は出番なし。昨日空気をいれたら、タイヤが割れそう。瑞浪まで行ったついでにDADDYに無いか覗いてみたら、なんと24X1という例外的スペックのタイヤがある、という。通販はともかく、専門店では在庫してないだろう。ラッキーである。というか、DADDYスゴイ。一晩でなんとか準備を整えて、乗車可能な状態に。

7時半に美乃坂本駅発。駅まで送ってもらった。中津川で乗り換え。ホーム変更でエレベータ利用。電車は少し混んでいて、何とか全員が座れる、という程度。おばさま方が元気だ。年配の方の輪行が他に2名。輪行では、最後尾ということが多いが、乗った電車はワンマン運。無人駅では一番前のドアしか開かないので彼らは前に移動していった。我々は木曽福島だから、有人駅。全てのドアが開く。最後尾で談笑を続け、9時過ぎにはスタート地点の木曽福島についた。

自転車を組み立てて9:13に4人で出発。私以外は全員フラットバー。1名は48X19の固定ギア(フリー)。全行程50キロ。まずは木曽福島のスキー場を目指す。当然ゆっくりである。
標高差400m。実走1時間。何度も休憩しながら、何とかピークまで。途中車組2名も合流。
20インチの折りたたみディスクブレーキ付きロード、というよく判らない仕様。タイヤはMTB位の太さがある。ここからは下りだからなんとかなるだろう。アイスクリーム休憩後、ランチ。開田高原といえば、おそば。
食通がいるわけでなく、情報も無いが、Googlemapsに表示されたおそば屋さんへ入る。
11:30。さっきアイスを食べたばかりなので、普通盛りを美味しく頂いた。

車の2名は、自転車と車を交代しながら、進む。池の沢ポケットパークを超えると、御嶽山が綺麗に見える絶景ポイント。ここで、ちょっと眺めの休憩。ここに別荘が一軒ある。まさに絶好のロケーション。どんな人だろう。

ここは一旦沢まで下って、直ぐに登る。これが、実質最後の登り。後は、ガンガン下るだけ。
三岳まで一気に下り、日陰でくつろいで左の写真をfacebookに投稿すると、直ぐに携帯着信。近所のOさんだった。facebook経由で近くにいることは前日から知っていたが、すれ違う可能性が大きかった。
ここまで予定より1時間半早く到着したので、出会うことが出来た。
この後、5万年前の御嶽山噴火の際にできた、という立ち枯れの木を見て、桟温泉。 赤い酸化鉄粉が沢山漂っている。鉄分の欲しい人は是非どうぞ。
上松まで下って、本日のミッション終了。三岳の町内で一度だけ無酸素領域に入ったが、それ以外は、ゆったりと有酸素運動。一人では絶対にこんなにゆっくり走れない。帰りの電車はお客さんも少なく、宴会モード。丁度娘と駅で合流、家内がピックアップ。
楽しい、初夏のサイクリングだった。

しかし。カーボンロードに乗り慣れると、MR4のなんと重たいことか。

 

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