トレイル・ハンティング in 根ノ上高原

本当に、どうしてしまったのか、というくらい、山の中で迷子になるのが楽しい。
本日も根ノ上に休日出勤。昨日、Mr王滝がつぶやいた尾根縦走という言葉がどうしても気になった。四差路で目の前の山を左に逃げて、ほぼ稜線に並行に移動する部分があり、沢を越える部分がある。ここは乗車不可能と思っていたが、昨日Mr王滝はさらりと超えていった。その直後の劇坂を含めて、迂回ルートはないかと探したら、10m上流に、見事に迂回路ができそうだ。徐々に高度を上げて、劇坂もバイパス。家内と倒木処理して、見事に完成。スーパー源根に合流し、徐々に高度を上げると、やがて沢がなくなり、間伐処理が始まる地点で向こうから来る尾根とぶつかる。そこに尾根側に抜けるトレイルがあるのを先日見つけている。
たぶん、これは尾根ルートだ、という根拠のない推定のもと、家内と草刈りカマ一つで尾根に向かう。もう最初から倒木を撤去しながら進む。
家内は道なんか無い、というが明らかに獣道以上、シングルトレイル以下の、わずかな踏み跡が笹の下に見て取れる。少し進むと、やがて黄色の杭。どうも境界線のようだ。まあ、尾根だからさもありなん。。。ところどころ、消えかかっているが、遠方を見ると、何となく道筋が残っている。中途半端に注視するとわからないが、めちゃくちゃボーっと見るか、さもなくば、私なら絶対にここを通る、という想定の元に見る。ぼーっと見ると、何となく、雰囲気の違うのがわかる場合がある。ただし、獣道かもしれない。
今回は要所の杭でルートを失うことはなかった。ただし、腰丈の深い笹の下に斜めに切った切り株があったりして、注意が必要だ。むやみにMTBで走ると、大きな切り株に突っ込んで落車し、細い切り株に命を奪われる可能性がないとはいえない。
坂を下っていくと、やがて「公社林」の看板。 昨日走った草刈り部分の終点に合流した。やはり、昨日進んだのは、目の前の山を避けたチキンルート。このルートが正統なルートだと思う。乗車したまま上れるかどうか、限界界隈。 しかし、何よりうれしいのは、これでシングルトレイルの周回ルートができた。これでいつかは売り切れるまで根ノ上三昧。距離にして、2キロほどの周回だろうか。国定公園の中であり、昔の地図にも載っている道で、おそらくは走行に支障はないはず。
何らかの形でイベントにできれば、根ノ上の愛好者+観光保勝会会員+半住人として、うれしい限りであるが、それには許認可も含めて、もう少しチェックが必要だと思われる。

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