午前中は地域のどんと焼きお準備。地域の集会所の横の田んぼに木や竹を積み上げ、正月明けに火を付けて燃やすと、無病息災というヤツである。予定量を遙かに超えて木が集まり、一分を薪ストーブ用にお裾分け頂いた。しかし、こんな時に限って軽トラが動かない。
山の上に住んでいるとこんな時は便利で、簡単に押し掛けできると思ったが、残念ながら、エンジンは掛からず。高度エネルギーを失い、田舎の狭い道をふさいだにとどまった。車屋さんに電話するも、お休み。
午後からはMr王滝と連絡を取り合い、久々のJoint Ride。自宅前2時、自走で根ノ上という計画。
ウォーミングアップから、既について行けない。氏も一ヶ月ぶりのMTBということで、スローなペースだと確信していたが、私はそれ以上にスロー。30分で林道へ。5m、10mと差が開き、会話が成立しなくなって、スローダウンしてもらう。170拍を軽く越えている。 シングルトレイルをぬけ、ブル道に入ると、積雪1センチ程度。一旦足をツクと、再スタートできない。まずはクリートに雪と泥が詰まる。リアが空転する。それを避けるようにゆっくり踏むと、バランスを崩す。普段でも登れるかどうかの坂なので、雪の抵抗も馬鹿にならない。
そして、何よりも。自転車をまっすぐ進めることができない。
体幹が弱っている、というのが、率直な印象。情けないという思いもさることながら、今まですごいことやってたんだなあと、過去の自分に関心。まあ、最初はそんなモンだった。やり直すだけ。
大丈夫。言ったところまでは戻れる。。
タイヤの空気圧を1.5(想像)までさげ、188拍、汗だくまでがんばってトラクションを掛けるが、うまくいかない。
繰り返し再乗車して、ついに右足ふくらはぎが攣った。さらに左足。尾根に出たところで、本日のリタイアを宣言。普段は厳しい(あるいは優しく「がんばりましょう」と声を掛けてくれるMr王滝だが、今日は私のあまりのふがいなさに、ご了承頂いて、そのままうな垂れて、リタイア。気持ちを整理して下り始める。
コーナーでのテールスライドは楽しい。さらに頭の上の枝に気を取られて、根っこでずずっと滑ったり、結構楽しめた。舗装道路に降りてからは、ボンベで再度エアー注入。ところが、バルブ側のゴムパッキンが緩く、白いガスがもれ、霜が飛び散るだけ。考えてみれば、氷点下で使うのは初めてだ。装備品の整備も大切である。良い勉強になった。
気圧1.5だとタイヤの肩が緩く、少しずつ空気が抜けているようだ。
何とか帰宅して、薪ストーブの前で足を温める。直ぐに頭痛が襲ってくる。
娘がくれた頭痛薬で、かろうじて回復。声が風邪声。
毎秒40枚の高速連写で写真を撮ろうと思ったが。またの機会に。
情けない思いは、頭痛の頭でいつの間にか、悔しさになっていた。