MTB初ライド

今日は初めてＭＴＢに乗った。楽しかった。
まず、朝８：００から煙突掃除。傾斜４５度の鉦勾配屋根にはこういう場合に備えて、木製のはしごが掛けてある。
で、煙突までは簡単にいける。が煙突トップが簡単に外れない。
仕方なく、ドライバーでトップの傘の部分をはずして、そこから煙突ブラシを入れる。
しかし、入れたものの、戻らない。引けないのだ。サイズが微妙に異なるようだ。それとも、足場が不安定で力が出ない？
いずれにせよ、放置して、屋内側の煙突をはずし、室内側から抜いた。
さらに先に押し込む。一番下には、ダンパーがついていて、簡単に抜けない。煙突をはずし、あれこれ、がんばって、何とか抜く。しかし、煙突をくみ上げる時間がなく、分解したまま諦める。
続いて薪の整理。割りっぱなしになっていた薪を薪棚に積み上げる。下の子供２人が手伝ってくれて、３０分で終了。
子供の参考書を買いに恵那まで。ついてにＤＶＤも借りてくる。
ここまでで午前の部終了。
午後１時にご近所の松○さん宅に集合。今回はＭＴＢも借りる予定で、クリートをシマノからタイムに変えて通勤靴（通勤靴がクリートシューズというのも変わっているが）を持参。松○宅の装備部屋を拝見。アイガー北壁他、氏の数々の戦歴。バイクやらバックパックの数々。
借りる予定の自転車が届かず、とりあえず、夜明けの森へ移動。
すでに２名到着、adven-gさんとお友達のワンさん。（台湾の水泳の国体クラスの選手だそうで。先日、神坂峠を登っている）取りあえず、adven-gさんのチタン性軽量ハードテールをお借りする。ＭＴＢに乗るのは初めてなので、バイクが軽いか重いかも解らない。
山○さん、ＮＯＲＩさんも合流して、初のＭＴＢライドにスタート。最初、標高４００ｍ程の川沿いを進み、いきなり絶壁３ｍ。切り返し３回幅２０センチの「道」はある。前を行くキングはいとも簡単に登る。続いて私。全く登れない。転倒１回。２回ほどトライしたが無理。
後はいわゆるダブルトラックのガレの登り＠１５％。浮き石に前のハンドルを取られる感覚が新鮮。途中１７％で、リアが空転。あえなく、足をつく。再スタートが難しい。何とか登り切って、今度は土。もう少し登って高度５００ｍ。下りは楽しい。ガンガン飛ばす。もの凄い爽快感。
ディスクブレーキの良く効くこと。薬指一本で自在にコントロールできる。リアを微妙に流しながらのコントロールも、これなら簡単。途中で劇坂におけるバランスの講習会。
なるほど。下りは何とかできそう。登りは、フロントが浮く寸前、的コントロールが難しい。トラクションを掛ければ前が浮き、体重を前に掛けると、リアが空転する。
後は、シングルトラックのヘアピン登り。フロントをアウト一杯に、リアをインギリギリでまわろうとすると、リアは劇坂になる。前が浮かないように、リアにトラクションを掛けることができず、何度か挑戦したが、結局このポイントもクリアできなかった。
一度車に戻って、２周目。都合で早く帰るという松○さんの後に付いていく。速い。最初の壁は、やはりクリアできず。近くの枝をつかんで、背中から転倒。デジカメを腹に回しておいて良かった。再トライでも無理。その後のガレの登りでは踏み込むと空転するので、ケイデンスを上げる。ギアが軽いので、劇坂でも上れるが、浮いた石に乗ると、一瞬止まり、その後、一気にトルクが掛かって、前が浮きそうになる。前後バランスに注意して、何とかクリア。うれしい。ただし、サドルは○の穴に刺さったまま。その後は、ダブルトラック土の下り。
コースに慣れてない為もあるが、全くついていけない。黄色のＥＰＩＣを新規購入した山○さんも辛そう。池を越えて、左折。登りで心拍が一気に上がる。１８８拍は、トレーニング時の上限。効けば松○さんは、１３０拍。唖然。それって、歩いて登る心拍数以下？　その後、Ｓトラックのヘアピン。やはりクリアできず。しばらく押す。すると、上から「押してたら、もったいないよ」確かに。気を取り直して、乗る。乗れば、意外と登れる。登り切って、下り。一部舗装。水の流れた溝に捕まり、その中を進む。が、石でガタガタ。バニーホップで飛び出して、走る。一度、山側にフロントを取られたが、反動で、谷側の笹につっこむ。運良く転倒は免れ、立て直して慎重に下る。それでも、リアはずるずる。体重が前過ぎるのか。ディスクブレーキじゃなかったら、握力が無くなっていたと思う。
それでも。全然　松○さんにはついていけない。先日の根ノ上では下りでは前に出れたが、今日は全く無理。舗装道路にでて、クールダウンしようとしたら、前二人はダンシング。なんて奴らだ～。無理をせず、クールダウン。バイクを降りるとき、左足のふくらはぎが攣りそうだった。まだ、クリートが前すぎるので、もっと下げるようにと。クリアできなかったのは２カ所。
いずれも、ヘアピンでの切り返しがポイント。
大腿四頭筋に強いハリ。後は腹筋に軽いストレス。腹筋は多分、明日の朝には直りそうだが、大腿筋はちょっと残りそうだ。
その後、adven-gさんから、スペシャライズドのＳ－ＷＯＲＫＳを借りる。噂通り、ガンガンに踏み込んでも、ほとんど沈まない。普通にペダルを回す程度では、サスは全く動かない。で、段差を越えるようなアクションでは見事に反応。げー、みんなこんなバイクで走っていたんだ。ずる～。（ただし松○さんは、カーボンのハードテイル）
１３ｋｍ、１：５４。平均時速６．８ｋｍ。平均心拍１５７拍。最大１９２拍は、トレーニング時の最高を更新。オートストップモードにて。
２周目は３１分。皆さん、マジモードだと２３分、普通２５分位というから、まだあと６分位は縮められるだろう。ま、ヘアピンで何度も戻って再トライしているし。
その後、松○邸で、クマさんから、フルサスＭＴＢを借りる。しばらくは借りたままでいいという、ありがたいお言葉。これで、トレーニング三昧？
帰宅して、着替えも終わらないウチにフナさんがヘルメットとボトルを届けてくれた。相変わらずの忘れ物三昧。
その後、ばらしたままだった、煙突をストーブに取り付け。大腿四頭筋に強いハリ。風呂で暖まって、マッサージオイルで揉み出し。早めに就寝。
楽しくも、朝から充実した一日だった。
最後に。
バイクの手配から、初心者指導＋ヨイショと持ち上げて頂いたＢＯＳＳ、チタン号を貸して下さったフナさん、フルサスＭＴＢを長期レンタルして下さったクマさん、一緒に走って頂いた皆様、ありがとうございました。