2年ぶりのロードレース参加となったシマノ鈴鹿ロード2012。
今年も夏が終わった。。。
この1年ほど、ほとんど自転車に乗らなかった。以前は月に千キロ程のっていたので、それと比べると、十分の一程度である。そして、自転車競技は練習なしで勝てるほど、甘い競技では無い。
持久系の競技全てに当てはまるだろう。
自分はどんな戦略で立ち向かうべきか。 集団に最後までついて行けるだろうか?
自分で出した結論は、3周は無理だけど、2周なら行けるかも。。。
ということで、初日3周のレースは「行けるとこまでガンガン行く」その結果、後半ちぎれることになるだろうが、それは厭わない。レースの感覚とか、シケインやヘアピンで瞬間的にパワーをかけるとこと、集団の中に埋没しない。ムダ足と言われてもいい、何ができて、何ができないか、とにかくやってみる。そんな心持ちで挑んだオープンI。3周。参加のチームダディメンバー3人は全員が別れて別グループ。
番号順で並ぶので、ギリギリまでエアコンの聞いたチームオフィスでローラーアップなどを済ませ、スタートラインへ。途中で心拍計が電源オフ。再起動するも、心拍は拾わず。。。。最前列から半車下がって、1.5列目。多分スタートダッシュで前に出れるだろう。
号砲と同時にスタートし、案の定、ほぼ先頭(F1とは逆向きに走るので登り)。ペースを下げ、10番目くらいでシケインに入る。
裏のストレートでは、足に自信のある人がサイドからわき出てくる。サッっと食いつくことができず、一歩遅れる。今一歩、良い場所も取れない。体が思うように反応しないが、まあブランクを考えれば上出来だ。ヘアピンの立ち上がりはいい感じで順位を上げる。落車を心配して、外に行く癖が直らない。。。下りも上手にこなせた。
登りが始まると同時に順位を下げる。毎年のことだ。それでも今年はやけに大勢抜いていく。登り切ってシケインに入る頃には先頭集団の最後尾。前に上がっていく人はいなくて、みなちぎれている。。。
やむを得ず単独で追いかけるが、集団を1人で追いかけて追いつくわけも無く、あっという間に100mの差が付く。後ろも同じくらいか。ほとんどタイムトライアル状態で2周近く。最後は後方集団に飲み込まれた。平均時速は35キロといつもより5キロ程遅く、順位は半分辺り。
2周は持つ、と見たが無理だった。明日以降の戦略は見直し。
一つ前に走った店長は優勝。おめでとうございます。心臓手術で大変な一年だったと思うが。無事に結果をだし、何より。
宿は一昨年と同じ。ラーメンやにて^^;; 大量の炭水化物摂取 ワンタン麺大盛り、チャーハン、餃子。アルコールなし。
2日目。私のレースが一番最初。みんな早起きしてつきあってくれる。まあ、試走目的もあるだろうが、気持ちとしては、「恥ずかしい走りはできない」。昨日のレースで2周持たなかったので、今日は体力温存。ただ50歳代のレースなので、昨日よりはうまく立ち回れるはず。
7:30スタート。このクラスは、昨日今日レースを始めた人は少ない。が、あちこちで怒号が飛び交う。体力温存モードで、目立たずひたすら人様の後ろに付いていく。正面ストレートで早い人と遅い人が入り交じり、いやな感じになる。と思った瞬間、目の前で落車。さらに悪いことに私の方に前輪が倒れ込んできた。ブレーキをかけたが絶対に回避できない。そのまま前転して、後頭部から着地、主として左側にダメージ。幸いに自転車は無事。チェーンをはめて40秒遅れでスタート。昨日同様、皆遅くて、1人旅。ただ、ヘアピン手前で次のスタートの組と合流。混ぜてもらい、追い上げる。が、決して早くない。差は縮まらずにゴールスプリント。組が違うので、無効なのだが、久々に鈴鹿でもがいた。さらに言えば、10人程度は抜かした。後で知ったが、60台の皆様。そりゃ、ペースも違うわね。
先頭から2分遅れだが、コチラは110番台。全体のレベルは高いようだ。
この後はいろいろあったが省略。
帰りは高速の渋滞を嫌い、下道23号。ところが輪をかけた大渋滞。四日市で花火大会でした。
帰宅後、子供が「新しいカメラ買ったんだー」。いえ、買ってませんけど。「ソニー」のカメラ有るじゃん。あちゃー。
やってもうた。店長のソニーカメラ紛失事件。犯人は私でした。スイマセン。
私の夏がこうして終わった。