師匠登場

朝、仕事が休みとなった家内と根ノ上に上がる。
近所の大工I師匠にご挨拶と、作業内容の確認。昨日屋根に垂木を乗せて、今日は野地板を張るつもりだがそれでいいのかと「次の一手」の相談。
なんと垂木の端からはみ出た棟や梁、を切るのが先で、さらには、その後野地板も丸のこで切るという。
高いところで4m40センチ。仮で筋交いを入れてあるとはいえ、まだ揺れる。何より、丸のこは片手、片手はどこかをつかむというアクロバット作業。建前で一番怖い作業だという。
一人の時に落ちるよりは、家内が居るときに落ちた方が、救急車を呼んでもらえるだけマシか。などと考えながら意気消沈。今日はもう帰ろうと相談していたら、なんと師匠が登場して、「切りましょうか~?」と軽く一声。
「お、お願いします」ということで、めでたく師匠が梁の両端を切り落としててくれました。(写真では端の垂木がハズしてあります。45センチはなれた部分での丸のこ作業)

自分では絶対にできないと思う。ただでさせ、左利きの私が右手で作業するのはかなり無理がある。定規を当てなければ、まっすぐに切ることもできない。でもこれでめでたく本日の作業継続決定。
家内と二人で、野地板をロフトに上げる。後は私一人でタッカー止め。
足場のある部分は問題ないが、一番高いところと、軒先は屋根の上に上がっての作業となる。
理屈で大丈夫だとわかっても、理屈と感情は違う。加えて、野地板は含んだ水分が凍っている。気持ち滑る。
それもあって、足がすくんで、立てない。ハイハイでの作業。タッカーなら片手で作業可能。釘と金槌では、両手がふさがってしまう。明日はこれるだろうか。一応これないつもりで、後片付け。
明日来れれば、目標のルーフィングまで行けると思う。

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