神坂峠へ

仕事はお休み。もっとも午前中は在宅勤務状態。まあ、年度末だから仕方ない。
しかし、自宅にいても暑い。お昼ご飯を済ませて、深く考えずに、涼しそうな神坂峠に向かう。前回は自走だったが、今回は体力温存モードで、橋の下まで車で移動。
下り用の防寒として、ベストとアームウォーマを持参。さらに、富士見台で、RUN出来るように、トレランシューズを背中にしまい込む。
老人ホームを過ぎたあたりから、雷が鳴り出す。やばいなぁ、と重いながら、ケヤキ平手前の橋の辺りで、風がでだして、景色が黄色くなっていく。
一旦ケヤキ平で、様子見。15分まって、小雨の中を登り出す。28分走って斜度がきつくなる手前で降り出した。慌てて木立に隠れる。
が、雨が半端ではない。まさしく、バケツをひっくり返したような雨。木立の中でもびしょ濡れに。さらに、風が出てきて、体温を奪う。家内のGPSをかりたままで、標高は判らないが、ケヤキ平が900mなので、500m程登って、1400m位か。
道路は完全に川と化している。もう携帯が通じないので、レーダの様子もわからない。45分経過しても止む様子もなく、体温がさがり、震え出す。
とりあえず、強清水まで降りることにする。雨宿りしないと、体温が奪われ続ける。自転車を放置して、RUNで降りることも考えたが、とりあえず自転車で降りれるだけ降りることにした。ブレーキをかけて、ゆっくりと下るが、メガネが濡れて視界が効かないし、ブレーキが効かない。一度、コースアウトしそうになり、歩く程度のスピードで何とか強清水到着。トイレに避難。ここまで来れば、電波もかろうじて通じる。着替えはないので、アウターを一旦脱いで、絞る。インナーはウール。これでかなり救われた。濡れていても冷たさは感じない。靴下のウールも体温温存に多少は貢献しているだろう。
それでも震えが止まらないので、RUNシューズに履き替えて、ヒンズースクワットで体温回復を目指す。上がるときに肩が寒い。家内からメール。地元でも凄い雨のようだ。状況を伝えたら、迎えに来てくれるという。30分程度のハズだが、雷がビシッ、バシッと落ちている。ケヤキ平で待ち合わせしたが、ブレーキレバーは導電性?たぶん強化プラだと思うが、自信がない。
空が明るいので、まもなく上がるだろうが、風が出てきた。やばいなぁ、と思っているうちにほとんど止んだので、再度下り出す。
途中、風穴の辺りでは気温が一気に下がる。寒さに身体が震えた。ケヤキ平におりて、30秒で家内が到着。途中信号が消えていたそうだ。

何とか屋根に自転車をあげて、車内の暖房を最強に。生き返った。 奥様ありがとう。橋まで降りて、インサイトに乗り換えて無事帰宅。シャワーが本当にありがたかった。
夏とはいえ、やはり山をなめてはいけない。ケヤキ平から最悪はRUNで5km降りれば大丈夫というつもりだったが、精神的にはつらかった。
21キロ、1:40。この次こそ、絶対リベンジ。

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