SDA王滝MTB100km 7回で初リタイア

ご近所のMr王滝に進められるまま、MTBを購入したのが2007年の春。それ以来、体調が悪くなければ、SDA王滝のMTB100kmを走ってきた。 よくM系スポーツとか言われるが、途中から、「何が起こるか判らない不安定さ」を楽しめるようになった。 距離も長く、7時間前後という長時間のレースだと、最初は良くても後半メロメロだったり、リタイアを決意して、結局自己ベストを更新したり。何が起こるか、本当に判らない。
今回のSDA王滝は台風の襲来が伝えられる中での開催。バイクには2週間も乗っていない。しかも、仕事ではバタバタが続いていた。レースが終わった翌月曜日にはVIPを迎えに名古屋駅のホテルまで。ケガも風邪もできない。これだけ悪条件が重なることも珍しいが、自分の出来る範囲でやるしかない。 というわけで、全く自信が無いにもかかわらず、出場のつもりで会場に。心のどこかに、コース短縮という思いもあったが、濁川の橋が流されて多少コース変更があった以外はノーマルのまま。
今回も車中泊。隣の車がエンジンをかけっぱなしで、余り眠れず。耳栓持ってくれば良かった。
朝4時にめがさめた。バイクを並べて、トイレ休憩。
6時にスタート。時計回り。今回は前から2列目。ウォーミングアップなし。小雨。筋肉が冷たい。たぶん、たいていの選手がそうだろう。先導車に上がって、ゆっくり目で先導を頼む。
林道に入って、傾斜がきつくなった瞬間に踏めなくなり、ガンガン抜かれる。予想の範囲。心拍を押さえて、170拍で登る。途中熱くなり、雨カッパの腕を取る。200人以上に抜かれたと思うが、なんとか最初のピークを12キロ地点、1456mを1:12でクリア。次の登りに入ってしばらくした1:50、20キロ地点で、150拍から上に上がらなくなる。ちょっと頭がフラフラするから、体調が悪いのだろう。寒さのせいか?
本日の最大の反省はココ。直ぐにキャメルバックの水の代わりに入れた、アウターもう一枚とカッパズボンを着用すべきであった。
ちょっと様子を見ている間に身体が冷えてしまい、120拍程度でうろつくことになる。いくら踏んでも力が入らず、心拍も上がらない。防寒対策は、ある程度の運動量を前提に考えていたが、その運動が出来ないので、どんどんつらくなる。幸いにアンダーは厚手のウール製バイクジャージ。濡れてもさほどつらくはない。下りも無理に飛ばさず、(それでも周囲よりは大分速かった)安全運転。33キロ地点のCP1着3:41。制限時間に19分。リタイアを即断して、背番号チップを返却。私で18人目だそうな。その後続々、身体が冷え切った人たち。大半がリタイア。ぐるペットを形成して、ショートカットし、スタート地点を目指す。標高差700mほどか。ひたすら下りが、身体につらい。
CP1から20キロ離れた松原運動公園に到着したのは11:02,4時間程。距離は56キロ。
シャワールームで、凡設計のOZKさんとばったり遭遇。その直後にキングオブ王滝(今回で4連覇)のM選手も。
しばし、雑談。M選手のお尻は非常に大きく、「よく言われる」とのこと。とてもしっかりした、気さくな方でした。
シャワー気持ちよかった。
帰宅後もフラフラ感覚が収まらず、血圧を測ると、1回目は56/84。2回目で60/90。脈拍が77。 低血圧が不調の原因か?あるいは低体温で低血圧に? しばし休息して、お疲れ様のビール。
心拍が上がらないので、リタイアまで淡々と走った今回の王滝でした。
Twitterで沢山の方に応援を頂きました。ありがとうございました。

カテゴリー: MTB, 日記・コラム・つぶやき, 自転車レース パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です