御嶽山BCツアーwithチトさん

御嶽山でバックカントリースキーツアーを楽しんだ。
チトさんからのお誘いで突然決まった御嶽山バックカントリースキーツアー。
金曜日に慌ててこのためにピッケルやら、アイゼンを買い込んで、慌てて準備。
ゲレンデの整備された斜面を滑るのに対し、自然の中で滑ることをバックカントリー(BC)と称する。深い山に入るので春先が丁度良いシーズンとなる。
天気予報では、真冬並みの寒波、ということでずいぶん心配したが、当日はきれいな朝日。4:30に起きて、5:30過ぎには家をでた。
発車時の気温は零度。それでも、朝日が当たると暖かい。R19をひた進み、木曽の桟で左折。王滝に向かう道だ。途中の信号で右折しマイア方面に向かう。7:00には御嶽山ロープウェイPに到着。
装備を調え、準備する。チトさんに借りっぱなしになっていたテレマーク板を1年半ブリに返すことができた。これで目的の半分は達成。バックカントリー3点セット(ビーコン、シャベル、ゾンデ)をお借りする。1年半ぶりにお会いするチトさんは、まるで別人。仙人のようだった。
8:30にロープウェイが動き出す。約1名遅刻。飲み過ぎか。チトさん以外はお初。名古屋から1名、富山から1名。一宮からも1名。私以外は、テレマーカ。ここまではいい。なんと全員B型。B型率80%。アリエナーイ。
ロープウェイを降りた2150mあたりからマッタリムードでのスタート。5人でシール登坂。スキーの板の裏に、アザラシの皮のような布を一枚貼り付け、斜面でも滑らないようにしたスキー板で登る。ザラメ雪だが、良くしまっている。
1名遅れだす。チトさんがサポートに回る。3人と2人の2パーティに分かれる。ポイントポイントで待つが、なかなか追いついてこない。2400m近辺で森林限界を超え、少し平坦になる。強風を恐れたが、インナー程度のレイヤー2枚でOK。頻繁に休憩を取り、携帯で連絡を取り合うが、追いついてこない。
8合目あたりで、ついに荷物をデポし、時間調整する。軽くなって尾根までトラバースして、尾根伝いに登る。
30度ほどの斜面。今シーズンスキーは2度目。怖すぎて、ターンができない。
諦めて、ゆっくりとターン。デポまで戻ってようやく合流。おにぎり。
体調が悪く同じペースでは無理なようだ。先は4人で登る。チトさんはほぼ垂直に登っていく。後をついて行くが、心拍がつらい。150拍そこそこだが、30歩歩いて、10秒休みを繰り返す。標高で言えば2800mあたり。途中でトラバースして、尾根に出た後続の2人に抜かれる。教訓。急斜面はまっすぐ登らずに、ジグザグで。

送信者 Myself

8.5合目のコルまで出て、尾根を超え、3人で右側のチューブ風の谷を降りる。
怖くて全然滑れない。やむなくボーゲン。何で滑れないのか、自分でも解らないくらい滑れない。エッジを立てて減速して、とかいうレベルではなく、単に怖い。
森林限界あたりで、再度合流し、5人。
膝が笑い出した1名を待ちながら、ゆっくりと降りる。途中、ピッケル講習会。
結局最後までちゃんと滑ることができなかった。そのことは残念だったが、天気にも恵まれ、本当に良い経験となった。チトさんありがとう。
ロープウェイ終了の4時ギリギリに下山。6時過ぎには帰宅。

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