子供の授業参観で思ったこと

朝、雨が降り出す前にと、家内とロードトレ。
雨が近いときには、原則、雨に向かって走ることにしている。さもないと、帰りには雨雲に向かって走ることになる。雨雲に向かっていけば帰りは雨雲と競争で、運が良ければ濡れずにすむ。原則を踏まえ、蛭川方面。9:15発車。
レーダ予測では雨が降り出すまでまだしばらくかかりそうだったが、実際には、木曽川を越える手前で降り出した。恵那峡大橋を渡り、Uターンを決意。ゴルフ場方面に上る。久しぶり。路面はすでにWET状態。下って、左折自宅に戻る。
14キロ、45分。
昼過ぎに次男の授業参観。論文発表、とのことだったが、早い話が1年間の感想文。
部活のことに触れた子が多かった。諦めずにがんばったのが良かった、という子供が多く、きっとそんな教育をしているのであろう。でも、諦めずにがんばって、なぜ全国で1位になれなかったのか、考えたことはあるだろうか。
諦めずにがんばったという一言で、自分の努力不足を正当化してはいけない。
市内、東濃あたりまでの大会なら、同じかそれ以上の努力をしている子が何百人といるだろう。自分の努力を誉めていいのは県大会以降ではないだろうか。
ほかの子供と同じでいい…それも人生。だが、きっとつまらない。
何事もある程度まで極めれば、目標を持つことの大切さや、それに向かってどうすればいいのか、自分で「決める」能力が身につく。寝ても覚めても そこことが頭から離れずに、絶対に譲れない線が見えてくる。
決めたら、後はやるだけである。これは恐ろしく簡単。もしも、できないのなら、それは決めてないからか、ステップの刻み方を間違えている。
スーパーコンピュータの事業仕分けで、「なぜ一位でなければいけないのか」とい政治家の質問に対するノーベル賞学者の言葉は重かった。
「世界中で多くの人が一位を目指してがんばっている中で、二位を目指して二位がとれるわけがない。」(記憶に基づく不正確な引用だが趣旨はあっている。)
一位をとることが全てではないが一位を目指している課程において見えてくるものはその後の人生を左右する。息子に父親の思いが伝わっただろうか。
天気は雨が止んでは降ってはを繰り返し、結局トレーニングには出れずじまい。
消化不良の一日だった。DVDを借りて鑑賞会。

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