春期RITS:撃沈

約2年ぶりとなるロードレースに参加した。復帰第一戦。
Ritsは、立命館大学草津キャンパスの集会道路約2キロを使って開催される。
クラスはH2H。正直、もうちょっと乗れていると思った。ここ2年ほど、両親を立て続けに見送ったのをはじめ、練習時間が自由にならず、頼りのジテツウも、出張が増えて激減している。それでも、年明け以降、復帰に向けて、自分なりに努力し、調整してきた。
が、結果にはつながらなかった。
今回のレースは、平均でも10mを超える強風の中で行われた。集団からちぎれたら、お終い。積極的に動いて、集団ゴールを目指した。
2週回目まで、6位〜10位あたり。強風のため集団が一線に伸び、前について行くだけ。楽だなぁとボトルの水を取る余裕があった。
3週回目から、コーナーの立ち上がりで遅れ、前が少し開くようになった。ケイデンスを上げて、ギアを入れ、空間を詰める作業。この一瞬の隙に、前を刺されることが増えた。少しずつ順位を下げる。集団でコーナーを回ることも増えた。
また裏のストレートの向かい風区間で遅れることが出てきた。
唯一嬉しいのは、コーナーに入る手前で、ある程度の位置取りを確保出来たことだ。
肩がふれあい、はすりそうになりながらも、自分の場所を見つけていた。
たぶん、7周回目のホームストレート。先頭集団最後尾まで順位をさげた時点で、もうついて行けなくなった。その先200mのスタート地点で、自ら自転車を降りた。DNF。
悔しいというよりも、意外で、情けなかった。
残した課題。
1.コーナー立ち上がりの加速。
集団後方で大きく速度を下げて、再加速するまでの時間が長い。遅れる。
2.高速からの加速。
集団の中で、前にあがれない。集団について行くのが精一杯で、「あそこに行きたい」とか、後方からあがっていく車両に、スパッとついて行けない。
いわゆる脚力の強化が課題。
良かったこと。
全然怖くなかった。
後方からあがってくる音に反応しようとすること。外側の自転車を押さえること。インを刺されないこと。そういった感覚的なことは合格だった。
心肺はOK。一時195拍を超えたが、コチラは大丈夫だった。
筋力を鍛えるだけジャン。
一時は、もう自転車を降りようとか、弱気になったが、そう考えれば、まだまだ乗れると、Never Give UPの心持ち。

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