帰国とヌテラ

帰国に際して、スーツケースに入りきらなかったヌテラ2個をリュックに入れて、手荷物として機内に持ち込むつもりだった。1つ400gで合計800g。結構重い。
ちなみにヌテラは、早い話がパンに塗るチョコクリームである。昔から、海外のお土産といえば、これである。最近は国内で売っているのも見かけるが、高い。
ところが手荷物検査でヌテラはペーストだから機内持ち込みできない、といわれた。ええ、だってチョコじゃん。大声を張り上げて抗議したが、まあ、通るわけでもない。送ることもできる、といわれたが1キロを送れば小荷物扱いでも数百円ではすまない。子供たちの喜ぶ顔が消えていく。すごいショックである。別のお姉さんがスーッと近づいて来て、中で安く売っている、と教えてくれた。
こんなとこで食料品売ってるわけないじゃんと思いながら、2個のヌテラを放棄して、手続きを終了。しかし。通関後の売店で、本当にヌテラを売っていた。ヒェー、しかも1個4ユーロ。
こうしてお土産のヌテラは無事に確保された。
成田で降りて、国内線乗り換えというスケジュール。NGO−FRAは毎日飛んでないのである。
しまったぁ、IMGP4171今度は成田で放棄かと帰りの飛行機でずーっと心配だったが、国内線は持ち込みOKだった。
ちなみに、ナリタからセントレアは、プロペラ機。 全部で20人位だろうか。キャビンアテンダントのお姉さまもフレンドリーで、右手に見えますのが、富士山でございマース、的に案内してくれる。
浜名湖上空から、ちょっと左に曲がって、田原上空でまた曲がって渥美半島上部を進み。。。あれ?もしかして、地形を見て飛んでいる?お姉さまに「有視界飛行ですか?」と聞いたら「はい、そのとおりです。良くご存知ですね」。普通の飛行機は計器飛行で、電波を利用して飛ぶので、まったく関係ない地形を飛ぶ。まるでパソコンで飛ぶ、フライトシュミレータである。パイロットはさぞかし楽しいだろう。
帰宅後、着替えてシャワーもせずにお通夜。仲人さんのお母様。車で行ったが高速で何度か、路肩のガタガタペイントを踏んだ。左はいい、右はとなりの車線へ出てしまう。とりあえず事故無く到着。お通夜でも千人以上。明日の葬儀は早く来ないとPがないだろうなぁ。
咳き込みがひどく、四郷のラーメン屋でにんにくニララーメン。これで元気になれるかな。

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