北海道2008:DAY5 吉田牧場

釧路から屈斜路湖脇の美幌峠を越えて、標茶町にある吉田牧場へ。
ファームインビバークという滞在型の農業体験宿泊施設が吉田牧場にあり、7年前そこで5泊した。ホストファミリーとの接点を含め、そのときに効率を最優先した自分の生き方に疑問を持ち、自然との共存とか、時間の余裕とか、今の生き方の原点を見いだしたように思う。そして、半年後にはログハウスを建て始めていた自分。。。
当時小六だった息子は今は札幌で一人暮らしをしている。当時まだ抱っこだった、一番下の子供を除き、行きたいところの第一候補は吉田牧場であった。
あるいみ、吉田牧場は家族の生き方の原点でもある。
ホストファミリーも覚えてくれていたようで、気球に乗りに行こうと帯広に行ったり、仔牛の出産に立ち会ったりした昔話に花が咲いた。今回もとても快く受け入れて頂いた。
ここのおじいちゃんはとってもおもしろい人で、おじいちゃん語録が出来そうな人だ。
84歳。「まだ迎えが来ないから、とりあえずは生きている」そうで、いつの間にか地域で2番目の長老になってしまったそうな。
ご主人も含め、北海道という厳しい自然環境の中で自然相手に暮らしていると、どこか諦観の臭いがする。なるようにしかならない。まあ、その通りです。
今週は天気が良いから、干し草作りも余裕ということだった。
2時間ほどの短い滞在だったが、楽しく談笑させて頂いた。
また、この冬、下の子供2人を送り込むことが決定した。飛行機が羽田からしか飛んでいないが。まあ、何とかなるだろう。摩周湖が近いが、観光化していて、パスする。
多和平で昼食を作り、札幌に向けて移動開始。層雲峡で温泉。この石狩川沿いの区間、ガソリンスタンドがない。下り坂ではニュートラルにして、慣性走行(その方が速い。)
かろうじて、旭川市内の道の駅に到着し、車中泊。

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