新春、雪中スーパー源根トレイル

今朝2時まで神社にて年ごもりをしていたために、目が覚めたのが8時近く。
一面の雪景色、といっても、積雪3センチくらい。
家内も休みなので、お雑煮を食べた後は、トレに行くつもりだったが、この時点でロードは無し。MTBで雪の中を走り回るのも楽しそうだが、家内は洗濯物を心配してか、あまり乗り気ではなさそう。競技場での周回ランか、スーパー源根かという、RUNの選択肢のみが残る。
一応雪山といえば、確かにそうだが、勝手知ったる源根トレイルで遭難はあり得ないので、行ってみようということになった。
上下ともバイク用のゴアテックスカッパをアウターに、肌着、カジュアルシャツ、セータ、下にジャジーとすべてウール。家内もほぼ同様だが、ウールのジャージがないので、CW−Xのサポートタイツ。他帽子、手袋と完全装備。靴は、シマノのMTBシューズSH−MT90のSPDクリートをはずして。ゴア張りだから雨は進入しないだろうが、念のため、クリートをはずしたカバーにグリースを塗る。家内は軽登山靴。この靴でムリだと、後はスノーシューの世界だが、そこまで積雪があるとも思えない。
軽トラにて、ラジョ○上の林道入り口まで。積雪5センチ。標高510m、10:38スタート。ここからほぼ直線で、標高900mの根ノ上湖を目指す。標高差400m、距離約3km。最初は1km程林道を行く。轍が残っていてそこを歩く。そして、15分ほどでトレイルへ。足跡がすでに一人分。車は引き返したようだ。昨日のものか。下りの跡が無いのが不思議。
雪の中を「歩く」のは初めての経験。発見したことは、直ぐに靴底に雪がついて、高下駄のようになる。グリップが悪くなる以上に、靴底が丸くなって歩きにくい。滑って転ぶ心配はなさそうだが、見えない石、岩、根っこなど、緊張感をもって歩かないと、足首を痛めそうだ。心拍140程度で、安定して歩く。平坦地では少し走れるが、傾斜がきつくなると、走るのはムリ。
森の中は思ったより暖かく、直ぐに汗ばむ。が、脱ぐためには、雪にぬれなければならず、脇の下のジッパーを開けてしのぐ。
メガネが曇り、視界が悪い。
沢を二つ越え、尾根を巻くように劇坂を登って行く。ここでも、滑ることは無かった。トレイルに入って30分ほどで、劇坂セッションを終わり、笹漕ぎ。
手前のヘアピンターンで足跡氏は、トレイルを外れ、左に抜けたようだ。
笹漕ぎが終わるとなだらかなヒノキの林を歩く。しーんとした静寂の中で、ウェアの擦る音と、雪が当たる音。パウダースノーは音も立てない。
SuperGenne.jpg
この先の湿地帯に橋を造るべく、切り倒してあった間伐材を家内と持っていく。小口10センチ程度。もう乾いているので、軽い。湿地帯は氷が張っているものの、やはりわたれそうにない。丸太を右端に置き、所々足を根元に預けながら、丸太をせり出していく。何とかわたれそうな一本橋ができた。低木をつかみながら進むのだが、雪が落ちて、首筋が冷たい。
直ぐに根ノ上湖。そのまま堤を越えて、別荘地まで歩く。1:36,5km。
コーヒーを入れて帰るつもりだが、雪が強く、現地物置に置いてあった2m角の簡易テントを設営。背中に担いできた、IWATANIのカセットストーブを着火。おお、3キロもあるのか。すでに電気は来ているので、電気ストーブでも買っておけば良かったが。3シーズンの簡易テントだが、直ぐに暖かくなった。ただし、雪かきをせずに、そのままテントを張ったので、床面が冷たい。
凍っていたペットボトルの水を溶かし、持参したおにぎりを食べる。カップ麺で暖まりたかったが、ゴミの処理を考えて断念。
濡れたテントは放置して、1:30に帰路。
あかまんまロッジの愛犬、ハナと遭遇。どこまでもついてくる。このままでは帰れなくなると、アカポンに電話していると、あきらめて帰っていった。物わかりの良い犬だ。
下りは時々足が滑り、ちょっとやっかいだったが、予定通り下山。14:50に車に乗り込んで、3時過ぎには帰宅。年賀状を整理して、飲んだくれて一日が終了。

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