王滝SDA MTB100kmを無事に完走。
323位、8:18:31 年代別86位。
不満足な記録ではあるが、完走により、9月の王滝に向け、対策も可能になった。
朝3:00起床
昨晩9時過ぎには寝たので、眠たくはない。
洗面着替えをすませて食堂に降りると、すでにメンバ−は集合していた。
紙袋に入ったお弁当。おにぎり2個、ゆで卵、沢庵、みそ汁と、バナナ。
昨晩あれだけ食べたのに、不思議と食べてしまった。あ、レース前にと思っていたバナナも食べてしまう。
順次レース会場へ移動。CW-Xな皆様は、関係者Pへ。我々は一般Pへ。Pキャンの皆様が多く、止めれるところがあまり無い。恐らく、王滝村の宿は満室なのだろう。
4:15にスタート地点へ。両脇に並べられた自転車を尻目に、メンバーの後ろでコース真ん中に並ぶ。4:30、スタート地点解放。並べられていた自転車は撤去され、人が一緒の自転車のみ、前方へ。前から10列目程度にポジションを確保し、バイクを離れる。ふーむ、そういう仕組みか。
自転車を置いてしまった為、アップできない。いっそ、走ろうかを思ったが腰が不安。
スタート後のパレード走行をアップにと割り切って、トイレに並ぶこと30分。
スタート15分前になり、ようやく自転車に戻る。
6時ぴったりのスタート。先導車があるので、一定のペースで進む。速度は10km−20kmだが勾配があるので、心拍170位。ウォーミングアップにしては、心拍高すぎ。MTバイカーは集団走行になれていないのか、頻繁にラインを変える人がひて、走りにくい。前に出たい気持ちは分かるが、頼むから集団で走ってくれ。どう見ても抜けられるスペースは無いのに無理矢理左から来た人とハスる。自転車には後輪があることをお忘れ無く。
これ以上心拍を上げたくないので、脇によって、心拍170で後方へ下がっていく。24分で舗装道路が終わり、ダートへ。
レース開始。ガレというよりも、マッド系。
ところどころ水がでて、泥がはねる。ちょっと想像と違ってびっくり。
長丁場なので、マイペースで、とはいえレースなので170拍をキープ。
ぎっくり腰で痛めた背中に違和感を覚え、ペダルを回しながら、背中のストレッチ。
後方からものすごいアタック。CW−Xウェアにスペシャのハードテイル。良く一緒に走るMr王滝と同じ格好だが、昨日の人気では、コピーしているファンがいても不思議ではない。一瞬、前でつかえたが、恐ろしい勢いでカッ飛んでいった。たぶん、何らかの事情で遅れた本人だろうなぁ。
1:03で最初の登りをクリアー。かなり抜かれたので、この時点で100位辺りか。25km地点で、背中がつる。一端下車してストレッチ。再度スタートするも、力が入らない。どころか、腕で体を支えていないと、前傾姿勢さえ取れない。ちょっと踏むと、背中がつりそうになる。なんで自転車こぐのに背筋がいるんだ、と思いながらも、何度かバイクを止めて、ストレッチ。運動を兼ねて、押して歩く。「ファイト」とか、「ガンバ」といったかけ声。格好からして、本調子なら、抜かれることがないであろうと思われる人たちに励まされるのはどことなく、寂しい。再度乗車して追いかける。足も心臓も余裕だが、やはり力が入らない。下りも腕で支えて、辛い。腰を浮かせて、振動を減らす。
CP1通過2:46。水を補給しながら真剣にリタイアを考えた。この状況をどうやったら前向きに解決できるか。
そうだ、いっそ、この、後方の雰囲気も楽しもう。と、順位とタイムをあきらめる。完走狙いの観光気分に強制的に切り替える。今まで、励まされて、どこか寂しい、惨めな思いがあったが、仲間から励まされている気分に。こころがほぐれてきた。
まだがんばれる。
これで、ゴールが見えてきた。CP2通過4:07。後1/3。ゆっくりと、アウターローで登る。後ろからセッちゃん♀が抜いていく。が、目の前でこける。カメラがないのが残念。でも、見ちゃいました。この辺りで、軍団ら3人に抜かれる。昨日ヒルクライムでがんばった人たちだ。
積極的に周りの人と話す。話してくれる人も、返事の無いひとも。12:00を前に、絶景ポイントで御嶽山を正面に眺めながら、密かにタンクに仕込んでおいた、パワーバーを食べる。仲間が2人増えて、3人で3分程一緒にランチタイム。敵ではなく、仲間として、同じ自転車乗りとして、一期一会。
自然の中では、他人も仲間になるのだろうか。
内一人は、ウェア、体形および、すね毛の処理から、純正自転車乗りと思われた。雰囲気と景色を楽しんでいるようだ。
人生で一番美味しかったパワーバーチョコ味のランチタイムを終えて、気分も新たに走り出す。がんばったら、1分で背中が攣ってまた休憩^^;;
無理は禁物。
チェーンの鳴きがきになり、予備に持参したテフロン系ドライオイルを注油。
OK。時々押しを交えながら、それでも明るい気分で、ゴールを目指す。CP3通過、約7:00。ボランティアのオジサンと楽しく談笑。後1時間で足切り。ゴールの足切りは3時間後。もう後15kmだから、歩いてもリタイアは無いと励まされる。目の前の山を越えたら、もう直ぐだよって。先頭は11:00過ぎに通過したらしい。
最後の登りを楽しむ。左手に御嶽山が雲に隠れつつも、存在感を示す。
最後の下り。自然落下。一度抜かれたが、ゴールを前に、急に欲が出て、ペダルを回す。で、直ぐ休むことの繰り返し。最後は、それでも余裕の全力ダンシング。橋の上を時速36.6kmまで加速して、ゴール。
不思議と、達成感も感動も無かった。手のひらのマメが痛く、おしりが痛くて、腕が辛かった。大腿四頭筋など、足は全く元気。
家内は無事ゴールしただろうか。
ゆっくりとスタート地点の松原公園に戻る。家内は車にいた。無事に完走。私は仲間からの情報でリタイアしたと思ったようだ。
ゆっくりと、でもあきらめない。
CW−X、軍団の表彰式。家内も年代別2位で銀メダルゲット。
プレゼンテータは何度も一緒になった、ワコールのO田さん。
止まってはゴミを広い、笑いを振りまいて走る姿は、とても印象的。
最後の最後まで、ご苦労様です。
御徒町のART SPORTSの店番だと思っていたオッチャンも、実は表彰台へ。舞台裏も仲間なのがどことなく、嬉しい。
Mr王滝は直帰。聞けばやはり最後尾から走っているとのこと。やはり本人だった。
帰りは家内の運転。ウトウト。帰宅後爆睡。42kmじゃ物足りなかったか。
SDA王滝 主催者の方へ。
お世話になり、ありがとうございました。
このblogが目にとまるかどうかは別にして。
王滝へのアルミ入りのジェル携行は禁止にすべきです。最後尾に近い所を走っていて、落ちているたくさんのジェルのゴミに幻滅しました。
下りでは水ボトルもたくさん見ました。参加費用を値上げしてでも、水&ジェル補給ボトルをプレゼントして、ボトル携行+ゴールまでの持参を義務づけるべきです。ゴールポイントで、確認できない限り、完走とは認められない、といったルールを作るべきです。ボトルはハイドロパックの義務化でもいいかもしれません。
当然、レース後に回収の作業に当たる方はいると思いますが、大切なのは参加者一人一人の意識であって、ゴミが残るか残らないか、ではありません。是非ともご検討頂きたく、公開メッセージとして発信しておきます。
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