地獄の源根林道

今日は地域祭りの準備でしめ縄作りを仰せつかった。
ま、最初からうまくできるわけ無い。
一段落していると、ご近所の自転車乗りの松○圭二さんから声を掛けられた。１キロ離れているので、自転車なら３分という近さだが、彼は、別名キングオブ王滝として知られ、アドベンチャー系の、世界レベルで戦っているので、今まで、ロードで一緒に走ったことは無い。先月の王滝でも総合優勝してキングオブ王滝の名を欲しいままにしている。
唯一の接点は、同じ地域なので、地域でリレーを一緒に走る程度。
ちゃんと話したのは、今回が初めて。「源根林道で、友人が熊に出くわし、あわててＵターンして、ヘアピンを抜けたら、そこにショートカットしたさっきの熊がいた」、という笑い話のような、実話を聞いて大爆笑。本人は、焦ったろうなぁ。二人で地域の宴会もそこそこに引き上げ、午後１時に待ち合わせ。
１２時まで、薪割り。届いた薪割り機を組み立てて、タマ切りしてある丸太を割ろうとするが、サイズが長すぎて、最大３７センチまでの薪割り機に入らない。仕方なく、手斧。丸太を持ち上げるとき、指を痛める。ちょっとブレーキが心配。
昼飯を作って、１２：５０自宅発。松○さんちまで３分くらいの距離だが、どうろの反対側だと思って、ちょっと探した。
１：０５発。（最初に、マップを見た方が、わかりやすいと思います。）
http://www.ena36.com/maps/20061008.html

まずは、市民病院方面へ。わざとアップダウンの多いコースを選んでいる。その後再び戻ってきて、源済橋を渡る。ここの段差で、差が開く。橋を越えて、段差、直ぐに９％の登り。
ここでまた差が開く。このあたり、ＭＴＢ乗りはガンガン行くようだ。ロードは慎重になりすぎね。
この後、最大２０％の劇坂。Edge305は気圧高度計内蔵なので、ほぼ正確。下り始めるまで、常に１０％以上、大体１５％位。ここで、松○さんに大きく遅れる。３５Ｘ２５でもダンシングしないと登れない。ボトル２本のフル装備がきつい。ケイデンスは５０ＲＰＭまで落ちる。その後、博石館経由で、蛭川大橋をわたり、鯉ヶ淵農道を経て、床屋で休憩というか、ボトル給水。そうか、それで１本しか持ってないんだ。
工業団地～運動公園経由で、源根林道へ。
メインイベントを前に、既にヘロヘロ。
源根林道は、最初がきつい。１７％までのヘアピンカーブが連続する。
もちろん、わざと内側を登るのでなく、楽なルートで。
ここで遅れては、挽回の可能性は低い。必死で食らいついていく。この段階で既に心拍は１８０拍を越えている。
源根湖まではなんとかついて行く。その先の東屋で、少し傾斜が緩くなる。ここで、ガーンと行かれた。エネルギー切れか。あっという間に見えなくなる。
それでも、熊が怖くて、（松○さんが一緒にはしってくれた理由も、多分、「熊」だと思う。）必死にはしる。
６．５３キロを２６：２８秒（ゴルフ場を離れて、白いポール～保古の湖につきあたるＴ字まで）。平均速度１４．８キロは普通だと思うが、平均心拍が１８０拍、最大心拍１８７拍は、地獄。わかる人にはわかるだろう。ちなみに、練習時のＭＡＸは１８９拍、レースのＭＡＸは２００拍。最低心拍は３８拍なので、逆算すると、強度は８７％。
一人で走っていて、ココまで追い込めることはない。松○さんのおかげです。ありがとうございました。
なお、この運動強度では、脂肪燃焼はせず、ダイエットにはならない。
ちなみに、彼は１５５拍で登っていたそうで。リカバリーライドですね。
あかまんまロッジで給水、休憩。パワーバーのサポートを受けているとのことで、この手のものには不自由しないようだ。
その後、飯沼まで、標高差５５０ｍを一気に下る。途中、前に車がつかえて、追い越すときに松○さんも追い越す。体重がある分、前にでても、何とかなるが、５２Ｘ１１と互角に走るには、とにかく、回すしかない。
記録した、本日の最大ケイデンスは１３１回。本日の最高時速７０．６キロはその直後である。ここで、大腿二頭筋が攣りそうになり、しばらく６０ｋｍ位で、だましだまし下る。その後、飯沼から東野まで、少しだけ前を引く。もの凄い向かい風。少し横から。直進できない。
東野から工業団地へ、アップダウンの多い道を軽々と走っていく松○さんの後ろから、ヘロヘロになりながらもダンシングを加え、必死に走る。
動物病院の信号で追いついて、一安心。
最後、アドレナリンの下で別れて、死にそうになって帰宅。
５９．１キロ、２：２４，２３７６キロカロリー、平均１６５拍、平均時速２４．５キロ、最高速度７０．６キロ。合計登坂１２５０ｍ。最大傾斜２０％
帰宅後、ブログを書いていたら、足が攣った。
その後薪割りの続き。最後まで、充実した一日だった。