朝になると、さらに雪はつもり、自宅界隈で10センチの積雪。気温マイナス3度。風がないからさほど寒く感じない。
チーム練習はこの雪でお休み。中には二日酔いでお休みな方もいるかもしれない。
朝の一通りの雑事を終えて、家内と根ノ上にRUNというか、歩いて登る。足跡探索というべきか。
9時KW木材発。 林道から、シングルトレイルにはいると、想像通り、小動物の足跡だらけ。ヒトの形跡は当然無し。トレイルに乗っては、脇に入ってはを繰り返している。キツネとウサギが多い。時々イノシシ?
展望のきく尾根から見た工業団地、恵那市街方面。風がないので、本当に静か。時折上空を通る飛行機の音がやけに大きく感じる。後は自分たちの足音、時折、枝から落ちる雪。何時も聞こえる笹のすれる音も無い。
靴は昨日に続き、Sorelのkalibu。長靴だから、ちょっと歩きにくいが、ひもをきつく縛って、安定性を高める。
ピークへの登りが始まる前、大きな足跡を見つけた。歩幅は人間が4つんばいになった位はある。熊?と焦るが、いくら何でも、この寒さでは問題ないだろうと思いつつ、ちょっと不安になる。
(跡で調べたらカモシカだった。前足と後ろ足が重なっている。)
ピークまで1:30,3.5キロ。何時もより30分余分に掛かったのは、足跡観察のため。
堤防経由で芝生広場に向かう。向こうから、歩いてくる人。南極に行くようなダウンジャケット。こんにちは、と声を掛けたら、聞き慣れた声。あかまんまの奥様だった。ロシアから帰ってきた息子さんのジャケットを借用中で、新聞を取りに行く、という。
根ノ上に新聞はこない。明智鉄道の下に新聞3件分がまとめておいてあり、朝一番にそこを通る人が持ってくる、というルールのようだ。必然的に、恵那山荘にお勤めの方の仕事となっているようだ。で、あかまんまから、恵那山荘まで新聞を取りに行き、散歩して戻るという予定らしく、ご一緒することにした。恵那山荘に着くと、奥様に伝言。090の何とかに電話してください、という。しかし、その電話番号の末尾3桁には聞き覚えがある。途中で電話を代わりご挨拶。
鷹見旅館にも新聞をとどけ、東や経由で外周道路にでて、散歩して戻る。奥様から、たくさんお話を聞かせていただいた。あるいは、こちらがしゃべる隙も無かった、のかもしれない。1:05,3.4キロのお散歩だった。お昼ご飯をご主人とakponとazmちゃんとお昼をごちそうになる。
azmちゃん、3才にしては、実にしっかりしている。大人の間で育つから、どうにもおませちゃんである。
帰り間際に、そり遊びにつきあう。そりの上に後ろ向きに座るazmちゃん。跡を見たいかららしい。さらに、「おじいちゃん、丸かいて」。今度はその丸の軌跡を走り出す。自然の中で育つのは楽しいねぇ。
帰 りも足跡観察。この跡をいくつかみて、鳥なのは判るけど、何なのかは判らなかった。しかし、運良く実物を見ることが出来た。この足跡は、キジでした。50センチ四方くらい、葉っぱがみえる。たぶん、地中の虫をあさったのであろう。ピークから3.5キロ、1時間ほどで下山。
街の雪はかなり溶けている。一日、楽しく根ノ上で遊ぶことが出来た。
AKOご夫妻ありがとう。
早速ネットで足跡の本を注文した。