ここ2ヶ月ほど、毎日根ノ上高原に(車で)上がるようになり、大工仕事が日課になっている。
当然、お昼ご飯もそこで食べることになる。11月のうちは、まださほど寒くなかったので、カセットボンベで調理していたが、12月に入ると、カセットボンベでは、着火はするけど、お湯を沸かせないという状況になった。ガスが気化するときに熱を奪い、ボンベが冷えて、さらに気化しにくくなるという悪循環。室外での調理なので、気温は0度前後。ガスではムリだということになった。最初ははカップ麺とおにぎりみたいな生活だったが、次第に冷凍食品を多用することになる。なにせ、天然の冷蔵庫。
次に電磁調理器具、いわゆるIHを購入した。これはこれで便利なのだが、一つしかないので、冷凍チャーハンを炒めながら、お湯を沸かして、お肉を焼くといったことができない。 焚き火で焼き肉(いわゆるキャンプモード)も試したが、炭をつかわず、薪での焼き肉は難しい。また、空気が乾燥し山火事の恐れもでてきたことから、用心してめがねストーブを購入した。
これが、大ヒット。暖かい上に、調理が便利だ。お湯を沸かしながら、チャーハンを炒め、焼き肉(炒め)、さらにはエスプレッソと大活躍。
唯一の難点は火力の調整が難しい。 最近は慣れてきて、お昼前に薪を投入し、温度を上げておくことを覚えた。さらに、必要に応じてコンプレッサーで空気を送ると、より大きな火力を得ることができる。エスプレッソはこの方法で入れている。気温は大抵氷点下だが、ストーブのおかげで寒さを感じない。こうして飲むコーヒーは格別だ。
氷点下での作業はエネルギーを使う。お昼に1000キロカロリー取得しても、どんどんやせていく。冬にはあまりやせたくないので、時折スィーツで追加摂取している。ちなみに、体重計上では筋量は維持している。
最近はパソコン用のスピーカを持ち込んで、携帯電話からの音楽再生をしているが、運がいいと、キツツキがドラミングしてくれる。近くの枯れ木にを必死につついている。こんな感じ(昨年末の撮影:アカゲラだと思う。)
コレがはじまれば、音楽を止めて、しばし野鳥観察。昨日は運良くお昼時にドラミングしていたので、ランチはきつつきのBGMつきとなった。ただし、姿は見えず。距離が遠いとエコーが掛かって、これまたいい感じである。 太古のDNAが呼び出されるのだろうか、食べ物がおいしく感じられるから不思議だ。