黒松内町

朝の気温マイナス3度。この時期にしてはよく冷えた。もっとも今日から6日間仕事はお休み。末っ子につきあって、北海道へ行く。6時過ぎに自宅を出て(家内が送ってくれた。)9時セントレア発。予定通り新千歳についた。すぐにスタッフと連絡をとり、予定通り出発。我々2人以外に、女子3名。サポート隊2名。女子は久々の再開に大はしゃぎ。ウルサイを通り越して、迷惑。室蘭を通過し、有珠山や昭和新山を見ながら、2時間半ほどで、黒松内町の作開小学校跡にある黒松内ぶなの森自然学校へ。今まで、廃校と行っていましたが、最近は閉校というようだ。

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子供はここで5拍6日のプログラムに参加する。主催のNPO法人代表のT木さんにご挨拶するとともに、しばらく打ち合わせ。今回のショートステイよりも、今後を見据えて、子供の状況についての情報交換と、NPO活動についての情報交換。私も部分的にNPO活動に関わっていて、人材育成のお手伝いをしている。T木さんは、肩肘張らずに自然体で、地域でできることをやっている、という感じで好感が持てた。

NEC_3879 参加する子供は25人。スタッフも専属スタッフが6人もいて、思ったより大がかりである。その事務所の回線を借りて、メールと経理系の処理を済ませる。年度末に休むのは、やはりリスキーである。でも、助かったー。
その間も末っ子は、輪に入って楽しくやっている。良かった。安心して一人にできる。かわいい子には旅をさせろという。そう思うしそうしてきた。それでも、心配で仕方ない。親も成長せねば。

その後子供たちの入学式に参加。参加者25人とサポート側16人。道内の子供が多いようだ。
私はなぜか、来賓席。隣は副町長さん。子供たちの自己紹介を楽しく聞いていたら、なぜか番が回ってきた。楽しくご挨拶。子供たちは、スタッフの一人と思ったのか、「うっき〜」となついてくる。みんな自宅を離れ、ちょっとハイになっているのだろうか。

そして、4月からお世話になるであろう、ホームステイ先、転校先となるであろう小学校で教頭先生にお会いして、サポート体制が非常にしっかりしていることを感じた。
末っ子が不登校になって半年近く。残念ながら、地元の行政は私たち家族の希望を叶えてくれなかった。豊かな自然と暖かい心のつながりが、子供に笑顔を取り戻してくれであろうと、希望の光が見えてきた。

黒松内の駅まで送って頂いて、お別れ。今日の宿のあニセコにJRで向かう。ワンマンのディーゼルカー。乗客は数名。電波はなし。倶知安(くっちゃん)で下車し、宿ASUKAのオーナーに迎えにきてもらう。Ashleyは在日10年。奥さんは日本人。主に豪州や、シンガポール、香港などからのスキー客を相手に商売してきたようである。一応、日本語もしゃべれるようだ。現金で支払いを済ませたら、「日本人はキャッシュだからうれしい」と、ニコニコ顔。もうオフシーズンということで、大幅割引。シーズンには3万円、4ベッドの2DKのアパートが一5K円。札幌にある子供の下宿を往復するよりも安い。
完全自炊だから、300m歩いて、セイコマートというコンビニとスーパーの中間的お店で、買い物。お酒やレトルトを中心に。お米も行っていたが、今回は、レンジでご飯にした。外国人向けだけあって、炊飯器が無いのだ。
朝早かったので、温泉にも行かず、そのまま爆睡。

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