シマノ鈴鹿ロードレース2日目

朝、5時に目が覚める。ビールを飲んだので、いつもならトイレに行きたいはずだが、それが無い。よっぽど脱水していたのだろう。コーヒーを飲んで、パンを食べる。
しかし、あれこれと準備で出遅れる。
あわててコースへ一人いって、自走。しかし、ゼッケンは家内が持っているので試走を2周回していたら、もう時間になっていた。あわててゼッケンと車番をとりつけて、チームメートの元へ。マスター40+でチームメートを優勝させる会である。コースイン直前。
店長より、ブリーフィング。計画では1週目にヘアピンで仕掛ける。私はTさんについて行き、一緒に逃げたら、先頭交代に入る。逃げれなければ、集団に残る。がんばろう。
2週回。約11キロのスタート。前日の申し込みのため、最後尾より、出走。店長 M本、T口、私の4人で列車。右側から、ぐんぐん行く。強引。ちょっとでも間があれば、突っ込む。シケインでは、赤白の縁石に乗り上げてコースアウト直前。心拍も結構つらいし、怖い。ちょうど、ヘアピン手前で先頭に追いつく。そのまま、逃げを決めるが、私は出遅れてついていけなかったので、集団に残る。先ほどまでの無理がたたり、ずるずると順位を下げる。
もう出番はないので、そのまま集団最後尾まで下がり、様子見。結局、チームの逃げは集団に吸収。集団の速度は、結構速い。
2週目のスプーン手前で集団の速度が一瞬さがった隙に、坂をダンシングで登って、そのまま、踏み込む。なんとか先頭集団へ追いついた瞬間、コース右側で落車が発生。間違いなくチームメート。たぶんT口さんだろうか。「ドテッ」と倒れたように見えた。今は無事を祈り、彼の分までがんばるしかない。ヘアピンで先頭の真ん中あたりに入る。S字の下りで、前方で「ガシャン」。ヤバ落車だと判断して、コースアウトする。幸い、芝でそのままコースに戻る。ツールド沖縄までレースホイールを壊すわけにはいかない。スポークおれか。落車ではなかったので、大きな事故にはならなかった。そのまま、下っていき、後200mの地点でM本氏に追いつく。「ガチンコ勝負ね」と声をかけ、そのまま二人でスプリント。
最後、1車分ほど差を付けれらて、私の負け。先頭からは3秒くらいの遅れか。いずれにせよ、鈴鹿では初めての集団でのゴール。結局リザルトで48位。ただ、念願の平均時速40キロを超える事ができた。これもチームメイトのおかげだ。
T口さんは、大けがで大腿部の骨折のよう。
その後家内と、子供のレースがあった。「10位以内でロード」の言葉につられて、おそらく10位をキープして走っていたけど、どこかでちぎれたのであろう、ヘロヘロで戻ってきて、最後はT口ジュニアーに負けて、大泣き。 悔し涙は大歓迎。
ここで、家内とテント撤収。
午後からオープン1Bの2組に参加。2周回11キロ。足がだるく、走る気がしないが、とりあえず、出走。例に寄って、最後尾付近からのスタート。号砲と同時に、だめもとで前に上がっていく。今回はピットよりを進む。全体の速度が遅く、シケインまでにかなり前に出ることができた。
裏のストレートも上手に人について、スプーン手前でほぼ先頭集団に追いつく。
本当に良く引いてくれましたありがとう。
ヘアピンを過ぎて、先頭集団に入る。ただ、集団が横2列で小さく、動きは自由に取れる。そのままの隊列で、ディグナー、S字と下っていく。何人か抜いて正面のストレート。登りもかろうじてついていける範囲。昨年はビシバシ抜かれたが、今年は8位で通過。ここからは後方のアタックにも気を付けなければならないが、何もナシ。鳥取大学について、2番手~3番手をキープして裏のストレートを抜ける。スプーン入り口もアタック無し。
後ろは大集団だが、比較的のびている。途中ちょっと引こうと前に出たが、もう足はなし。っていうか最初から無いし。ゴールスプリントになったら負けるなと思いつつ、仕掛ける足もなく、ひたすら3番手でアタック警戒。第一コーナーを抜けたところで、チームひか○の列車が外からすーっと出て行く。ヤベー。決まったな。まだ300m以上あるが、集団の速度がぐっと上がる。後方から、怒濤のように自転車の波。200m以上あったが、怖くなり、自分もスプリント。「ウォー」とか「ガオー」とか、雄叫びがすごい。怒号が飛び交う。負けずに「ウォー」っと大声を出すが、力は出ず、ずるずると順位を下げる。最後はシッティングでゴール。27位、先頭から4秒後れ。うーん、300mで4秒or40mも差を付けられたのか。ショック。
ま、それでも今日のレースは優勝には絡めなかったものの、集団でのスプリントゴールを経験できた。50人での集団スプリントはシマノ鈴鹿でしか経験できないだろう。
バンビーノに一番下のボウズが出場して、今年のシマノ鈴鹿ロードレースが終わった。
帰りもさしたる渋滞はなく、豊田勘八で下道に降りて、3時間ほどで帰宅。


マスター40
平均心拍180拍、ケイデンス97回、速度40.4km
最高心拍191拍、ケイデンス129回、速度59.1km
オープン1B
平均心拍181拍、ケイデンス94回、速度38.6km
最高心拍191拍、ケイデンス160回、速度60.7km

カテゴリー: お勧め2005, 自転車レース パーマリンク

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