薪ストーブの事

 

薪ストーブ
本体、アクセサリー類

 

  薪作り
  道具


家を建てると決めたときから、暖房は薪ストーブと、心に決めていました。どうすれば、奥様を説得できるか、などと考えていたわけですが。どういう訳か、何の反論もなく、最大の難関をクリア。 あっさりと薪ストーブ導入が決定しました。

薪ストーブのホームページをあさるように読み、メーリングリストに加入し、情報を集めました。
ヨーロッパの質実剛健のヨツールか、デザインに優れる(と私が思う)アメリカのバーンモンドキャステティングか。 さんざん悩んだのですが、多くの薪ストーブユーザ、経験者に助けられて、無事選定にこぎ着けました。 最後は、ご近所の恵那ラジウムで見た、赤のレゾリュートアクレイムに決めました。 何せ主暖房。多少苦労はしそうな予感もありますが、単に暖めるのなら、石油を使えばよいわけで。 心休まるデザインを優先しました。

薪ストーブと石油ストーブの違い
名前の通り、まず燃料が違います((笑
薪ストーブって暖かさが丸いのです。

私の薪ストーブの原体験はザルツブルグの暖炉でした。 知人の学校に遊びに行ったとき、道に迷いずいぶん遅く寮につくと、教師が暖炉の前で雑談をしていました。 薄暗い部屋(ヨーロッパはそんなもんだ)で暖炉の炎にてらあれて楽しげに談笑する。 「ヘラウス!」 仲間に加わると、その炎は何ともいえず、暖かでした。
家内は、子供の頃、薪ストーブだったようで、かすかに記憶に残っているようです。

吹き抜けでは、暖かい空気が上にあがるため、シーリングファンをつけています。

 

薪がいる!
薪ストーブというからには、薪が必要。自分の山があれば、ちょこちょこ切り出せばいいのだけど、都会モンには、山なんて夢のまた夢。
というわけで、ご近所や、森林組合にお願いしまくることになります。
必要な分を買う、という選択肢は最初からありませんでした。薪を集めるのも、また楽しみ。
そのために軽トラまでかいこんだわけですから、贅沢といえば、贅沢なのですが。

どうやって薪をつくるのかをご紹介。

1.チェーンソー
生木(なまき)の切り出しは、素人にはできません。倒す方向を見極めないと、途中で他の木に引っかかったりしてやっかいです。
私にできるのは、切り倒された丸太の切り出しから、です。
太い木(幹)は35センチー40センチ程度に切ります。
枝は2m程度に切って軽トラで自宅まで持ってきた後、35センチ程度に切りそろえます。
枝の山と、ハスクバーナ254XPG(オレンジ色:エンジン54cc)、マキタの電動チェーンソー

2.斧で割る
丸太を斧で割ります。
左:一般の薪割り斧 右:通称マジックアックス5Kgs

 

 

時には、こんなものを借りてきます。

3.そして積み上げます

これで一冬に少しかける程度かなぁ。