会津のご住職

東京で叔父の葬儀に参列した。長兄で当主だったが、父の世代はこれで7人のうち、6人が去り、後1人となった。一族の菩提寺は会津にあり、今回はお通夜、葬儀とわざわざ会津から関西弁のご住職にお越し頂いている。初七日の際のご住職の話は長く、つまらなかったが、前日に日経新聞でよんだ坂本龍一氏の記事に通じるところがあり、考えるところがあった。ちなみに、なぜお寺に寄付をするか、という、恐ろしい話題だった。
坂本氏の話は「坂本龍一氏が語る ネットへの期待と不安」というタイトルで電子版会員のみ閲覧できるようだ。会員の方はリンクが使えると思う。趣旨は、バクッと言えば、録音された音楽は買うもの、というのが常識だけとコンサートを無料ネット中継をした坂本氏。いっそ音楽は無料で、音楽活動を継続するための、NPO寄付でも良いかもしれない、というもの。パソコンのフリーソフトやwikiへの寄付なんかと近い考え方と言えるだろうか。
今、改めて読み返したが、対価と満足と感謝について深く考えさせられる文章であった。
今回の東京行きは発見がいくつかあったが、一番驚いたのは、大垣のいとこの奥様がご近所(同じ地域)の出身だったこと。世の中狭い物である。

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